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製造関連部品構造ブラウザの使用
製造関連部品構造ブラウザでは、上流エンジニアリング BOM とその下流製造 BOM のコンテキスト内で、部品やアセンブリの構造と関連を表示および管理します。
製造関連部品構造ブラウザで部品またはアセンブリを開くには、以下の手順に従います。
1. オブジェクトが格納されている Windchill MPMLink 製品フォルダに移動します。
2. オブジェクトの行で右クリックし、メニューから「開く」 > 「製造関連部品構造ブラウザで開く」の順に選択します。
製造関連部品構造ブラウザが開き、部品構造が表示されます。
Windchill MPMLink 関連部品構造ブラウザでは、上流設計構造から下流製造構造に、部品やアセンブリをコピーして貼り付けたり、ドラッグアンドドロップしたりできます。これらの操作によって、上流オブジェクトと下流オブジェクトの間に対応リンクが作成されて、BOM 変換操作の実行に使用されます。上流フィルタは上流構造枠に表示されているアセンブリから取得され、下流フィルタは下流構造枠に表示されているアセンブリから取得されます。
関連構造ブラウザのタブを使用して、次のようなその他の補助的なタスクを実行することもできます。
• 構造への部品の追加
• 対応リンクの表示および除去
• エンタープライズデータの管理
• オブジェクトのビジュアリゼーション製品表現での作業
• ドキュメント、プロセス計画、および代替 BOM の追加
関連構造ブラウザで実行可能な操作
上流および下流構造枠の一番上にあるツールバーでは次の操作を実行できます。
構造枠のタスクツールバー
アイコン
操作
説明
編集
選択したアセンブリに部品を追加したり、選択した部品を編集したりします。
「編集」操作は、部品またはアセンブリの複製や、代替 BOM の更新などの BOM 変換操作を実行する際にも使用できます。
バージョン管理
部品やアセンブリをチェックインまたはチェックアウトします。
クリップボード
システム内でオブジェクトの切り取り、コピー、および貼り付けができます。
表示
既存の表示を修正して、選択したオブジェクトを簡単に操作できるようにしたり、エンタープライズデータなどの特定のタイプのオブジェクトを表示できます。
• 選択した行をハイライト:
大規模なアセンブリで複数の部品が選択されている場合にわかりやすく表示するため、選択した部品を構造枠内でハイライトします。
• ハイライトされたすべての行をクリア:
選択した部品の対応部品を向かい合う構造表示枠で選択します。
• レベルによる展開:
ウィンドウが開き、選択したアセンブリを展開するレベル (1 ～ 12) を入力できます。
• 特定情報を表示/非表示:
表示する情報の選択に使用します。
新規/追加
新規下流部品、BOM、または分岐など、BOM 変換操作の実行やエンタープライズデータの追加に使用します。
フィルタ
関連構造ブラウザでのパスのフィルタの表示または変更に使用します。
ツール
上流または下流の表示、または Creo View で選択した部品を表示するために使用します。この操作を使用して、もう一方のビューで既存の対応部品を選択することもできます。
再表示
選択したオブジェクトの構造をフィルタに従って更新します。
テーブルビュー
テーブルビューをカスタマイズします。
次の操作は、デュアル構造モードで作業する際に中央の枠のツールバーで実行できます。
中央の枠のツールバー
アイコン
操作
説明
調整アシスタンス
上流部品と下流部品の間の差異の調整に使用します。
対応リンクを作成
上流構造表示枠で選択した部品と、下流構造表示枠で選択した部品との間の対応リンクを作成します。
対応オカレンスリンクを作成
上流構造表示枠で選択した部品と、下流構造表示枠で選択した部品との間の対応オカレンスリンクを作成します。
構造アソシエティビティを同期化
上流 BOM からの最新情報で下流 BOM 構造を更新して、構造間の基本的な矛盾を解決します。次の同期化が実行されます。
• 上流 BOM の数量に基づいて下流 BOM のすべての部品の数量を更新します。
• 上流 BOM で追加または除去された部品を下流 BOM で追加または除去します。
• 上流部品からのオプションとバリエーションを、対応する下流部品に適用します。このデフォルトの動作を変更するには、「オプションとバリエーションを適用」プリファレンスを「いいえ」に設定します。
識別された変更を一覧表示するメッセージが、続行するかどうかを確認します。
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下流部品をチェックアウトできない場合、これはスキップされ、ほかの下流部品が同期化されます。
数量を更新
下流 BOM を、対応する上流オブジェクトの使用数量で更新します。選択した上流オブジェクトと下流オブジェクトの両方が対応している必要があります。
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この操作は、構造が使用状況を表示しているときにのみ有効です。「オカレンスを表示」アイコン を切り替えてオカレンスを表示すると、「数量を更新」が無効になります。
親オブジェクトが別のユーザーにチェックアウトされると、この操作は完了できなくなります。
位置を更新
上流対応部品の現在の位置に基づいて、選択した部品オカレンスの "範囲外の位置" ステータスを更新します。
割り当てられた定義式を更新
選択した上流オブジェクトから選択した下流オブジェクトに、オプションセットおよび割り当てられた定義式を適用します。
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対応するコンテキストがシステムによって検出された場合にのみ適用が行われます。
オカレンスを表示およびオカレンスを非表示
選択すると各部品のオカレンスを独立したオブジェクトとして表示します。非表示の場合、部品のオカレンスの数は、「数量」コラムによって決定できます。
新規下流ブランチバリエーション
新しく指定した下流ブランチで新しい作業版数を作成し、選択した上流作業版数を新規下流作業版数に変換します。生成される新しい下流作業版数は、選択した上流作業版数とマスターを共有します。
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下流作業版数が複数ある場合、表示されるリストから使用する作業版数を選択します。
新規下流部品バリエーション
指定した分岐に新規部品を作成し、選択した上流部品の作業版数を新規下流部品に変換します。 
タイプを指定してアセンブリ
上流部品をコピーして下流 BOM に貼り付けます。また、上流部品と下流部品の間に対応リンクが作成されます。BOM に作業版数が適用されます。
詳細については、「製造関連部品構造ブラウザ」タスクタブを参照してください。
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