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ESIResultService
ESIResultService は、結果メッセージを Windchill ESI に送信するための Windchill PDMLink Results Shared Service の入力を定義します。以下に、ESIResult スキーマの説明を示します。
要素
説明
ObjectID
オブジェクトの Windchill PDMLink UFID (Unique Federation Identifier)。
ObjectDescription
配布ターゲットで使用するオブジェクト番号。
Class
オブジェクトのクラス。結果が送信されるオブジェクトの ObjectHeader から取得します。
操作
オブジェクトで実行された操作を記述します。結果が送信されるオブジェクトの ObjectHeader 構造から取得される必要があります。値を設定する場合は、グローバル変数 ESICONSTANT_CREATE、ESICONSTANT_CHANGE、ESICONSTANT_DELETE、ESICONSTANT_UNCHANGED を使用してフィールドに入力する必要があります。説明および詳細については、Windchill Enterprise Systems Integration Installation and Configuration Guide - SAP R/3 を参照してください。
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このフィールドには、ハードコード化した英語のテキストを入力しないでください。
TargetID
オブジェクトのパブリッシング先の TargetID 文字列。TargetID フィールドに ObjectHeader/ESITarget 構造で取得できます。
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これは、Windchill PDMLink からのレスポンスメッセージで送信された値のサブ文字列ではなく、実際の文字列である必要があります。
TransactionID
現在のトランザクションの識別子。この値は、CBO の ControlData 構造で取得できます。
Successful
成功または失敗を true または false 値で示すグローバル値 (ESICONSTANT_TRUE、ESICONSTANT_FALSE)。詳細については、Windchill Enterprise Systems Integration Installation and Configuration Guide - SAP R/3 を参照してください。
メッセージ
この構造には PostResult メッセージフィールドで Windchill PDMLink に返信されるすべての情報が含まれます。
EAIPrimary
PostResult メッセージで Windchill に送信されるプライマリメッセージに対応する 5 桁のメッセージコード。詳細については、Windchill への応答メッセージを参照してください。
EAISecondary
Windchill に送信される機能関連の意思決定メッセージまたは警告メッセージに対応する 5 桁のメッセージコード。詳細については、Windchill への応答メッセージを参照してください。
ERPPrimary
ERP システムからのプライマリ応答情報。
ERPSecondary
ERP システムからのセカンダリ応答情報。
Root Cause
根本原因メッセージに対応する 5 桁のメッセージコード。エラーや詳細情報の参照先に関するヒントを示します。
EAIAdditionalInformation
ERP 以外の EAI システムから取得した追加情報。通常、これは TIBCO BusinessWorks からのスタックトレースエラーです。
ExtraInformation
カスタマイズ用に予約されています。
Subtransaction
サブトランザクション結果であるかどうかを示す、グローバル true または false 値。
TimeStamp
Java 対応または左側が空白のタイムスタンプ値。
LoggingFlag
ログ作成サービスのオンとオフを切り替えます。以下のグローバル変数に true や false を設定します。ESICONSTANT_TRUE、ESICONSTANT_FALSE詳細については、Windchill Enterprise Systems Integration Installation and Configuration Guide - SAP R/3 を参照してください。
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エラーが WC_ResultService 内で発生した場合、このログ作成値は ErrorHandling コードによってオーバーライドされます。
EventFlag
Windchill PDMLink に送信するメッセージを決定します。以下のグローバル変数を使用して true または false に設定します。ESICONSTANT_TRUE、ESICONSTANT_FALSE
true に設定した場合、PostResult メッセージおよび PostEvent メッセージが Windchill PDMLink に送信されます。
false に設定した場合、PostResult メッセージのみが送信されます。
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Subtransaction フィールドを true に設定した場合は、この値を true に設定しないでください。PostEvent メッセージは、最後のメッセージとしてのみ送信してください。
プロパティ
適切な呼び出しのために配布ターゲットによって送信される JMS プロパティ。