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プロセスエンジングローバル変数グループ
以下のグローバル変数グループはビジネスロジックで使用される変数を含みます。
グローバル変数グループ
説明
ESIClassName
このグループは、部品、BOM、変更通知、プロセス計画のような各種オブジェクトのクラス名を表すグローバル変数を含みます。Windchill でクラス名を変更した場合は、それに応じてこれらの値も変更する必要があります。
これらの変数はオブジェクトのタイプを比較し識別するために使用されます。識別されたタイプに基づいて、プロセスアーカイブログにメッセージが書き込まれます。
ESIConstants
このグループは、定数値を表すグローバル変数を含みます。たとえば、作成、変更、変更なし、削除のような操作や、true と false のようなブーリアン値です。
ESIFlags
このグループは、設定されたブーリアン値に基づいて操作を定義するグローバル変数を含みます。
ESIJMS
このグループは、JMS コンポーネントと関連アクティビティ用のグローバル変数を含みます。
ESILog
このグループは、プロセスアーカイブログに書き込む必要のある情報を設定し識別するときに使用されるグローバル変数を含みます。
ESIMessaging
このグループは、Windchill に送信する必要のある情報を設定し識別するときに使用されるグローバル変数を含みます。
ESIMail
このグループは、電子メールパラメータを設定するときに使用されるグローバル変数を含みます。
ESIPaddingTruncate
このグループは、パディングと切り捨ての長さを設定するときに使用されるグローバル変数を含みます。パディングは、特定のオブジェクト番号が数値であるときに自動的に実行されます。切り捨ては、ESIFlags グループのグローバル変数で設定された値に基づいて実行されます。たとえば、truncateNameDescription_Enable (SAP のみ) です。
ESIOthers
このグループは、ビジネスロジックで使用されるその他のさまざまな独立したグローバル変数を含みます。
ESIClassNames
以下の表では、このプロセスエンジングローバル変数グループを構成するグローバル変数について説明しています。
* 
これらのグローバル変数は、まず Windchill 側で修正してから、修正してください。
グローバル変数名
説明
デフォルト値
BOMClass
BOM オブジェクトのクラス名
com.ptc.windchill.esi.BOMHeader
DocumentClass
ドキュメントオブジェクトのクラス名
com.ptc.windchill.esi.Document
DocumentLinkClass
ドキュメントリンクオブジェクトのクラス名
com.ptc.windchill.esi.DocumentLink
ECNClass
変更通知オブジェクトのクラス名
com.ptc.windchill.esi.ChangeHeader
OperationClass
オペレーションオブジェクトのクラス名
SAP のみ
com.ptc.windchill.esi.mpml.Operation
PartClass
部品オブジェクトのクラス名
com.ptc.windchill.esi.Part
ProcessMaterialClass
加工材料オブジェクトのクラス名
SAP のみ
com.ptc.windchill.esi.mpml.ProcessMaterial
ReleaseResultClass
グローバル変数 ESIOthers/WCPostResultMethod で指定される結果メソッドのクラス名
com.ptc.windchill.esi.ReleaseResult
ProcessPlanClass
プロセス計画オブジェクトのクラス名
com.ptc.windchill.esi.mpml.ProcessPlan
ResourceClass
リソースオブジェクトのクラス名
SAP のみ
com.ptc.windchill.esi.mpml.Resource
SequenceClass
シーケンスオブジェクトのクラス名
SAP のみ
com.ptc.windchill.esi.mpml.Sequence
ToolingClass
ツーリングオブジェクトのクラス名
SAP のみ
com.ptc.windchill.esi.mpml.Tooling
ESIConstants
以下の表では、このプロセスエンジングローバル変数グループを構成するグローバル変数について説明しています。
* 
これらのグローバル変数は修正しないでください。これらの値は EAI ビジネスロジックで広く使用されます。
グローバル変数名
説明
デフォルト値
CHANGE
修正されたオブジェクトの操作フラグ
変更点
CREATE
新しいオブジェクトの操作フラグ
作成
DELETE
削除されたオブジェクトの操作フラグ
削除
UNCHANGE
変更なしのオブジェクトの操作フラグ
Unchange
TRUE
ブーリアン値の True を表します
true
FALSE
ブーリアン値の False を表します
false
ESIFlags
以下の表では、このプロセスエンジングローバル変数グループを構成するグローバル変数について説明しています。
グローバル変数名
説明
可能な値と Windchill ESI のデフォルト値
RevisionsEnabled
オブジェクトタイプが部品、加工材料、タイプが工具のツーリングのときに、SAP で改訂を作成するかどうかを定義します。
true、false
デフォルト : true
EnableSortStringIdentification
SAP で定義された有効な Sort 文字列属性を部品表のアイテムの一意の ID として使用するかどうかを指定します。
* 
この機能は、行番号を使用せず、代用部品、コンポーネント、またはその両方の組み合わせとして同じ部品が複数回、部品表に記載されるシナリオをサポートすることを望むユーザーを対象として設計されています。有効の場合は、SAP と Windchill PDMLink にあるすべての部品表に SAP で定義された有効な Sort 文字列値が必要です。SAP の Sort 文字列値が正しく定義されていないと、データが破損します。有効にすると、コンポーネントの Sort 文字列値は、デフォルト値の "000" に設定され、代替の Sort 文字列が、Windchill から送信された代替アイテムグループとともに入力されます。
true、false
デフォルト : false
EnableDocument
ECNLock
改訂変更を必要とせずに変更通知セントリック環境でのドキュメントバージョンの修正を有効にするフラグ。true に設定した場合、ドキュメントが作成または変更されたときにマスター変更情報が SAP 配布ターゲットのドキュメントオブジェクトに書き込まれます。ドキュメントバージョンが SAP にパブリッシングされると、ドキュメントを改訂しないかぎり、そのドキュメントを変更することはできません。false に設定した場合、ドキュメントが作成または変更されたときにマスター変更情報が SAP 配布ターゲットのドキュメントオブジェクトに書き込まれます。この場合、変更はドキュメントリンクと配布ターゲットに限定され、ドキュメントを改訂しなくてもそのドキュメントバージョンを変更できます。ドキュメントリンクと配布ターゲット以外のドキュメントデータへの変更では、このグローバル変数の設定方法に関係なく、常にバージョン変更が必要です。オブジェクトセントリックな環境ではこのグローバル変数は適用されず、ドキュメントリンクと配布ターゲットはドキュメントを改訂せずに修正できます。
true、false
デフォルト : false
このグローバル変数を使用するには、ESIFlags の RevisionsEnabled を true に設定する必要があります。
EnableDocument
LinksToMARA
SAP 配布ターゲットの MARC および MARA テーブルでのドキュメントリンクの作成を有効にするフラグ。true に設定した場合、組織固有のドキュメントリンクを作成すると、そのドキュメントリンクは SAP 配布ターゲットの MARC および MARA テーブルの両方に作成されます。つまり、部品ドキュメントリンクは、SAP 配布ターゲットの部品およびドキュメントに関して表示できます。false に設定した場合、リンクは SAP 配布ターゲットの MARC テーブルにしか作成されないので、部品ドキュメントリンクは SAP のドキュメントを参照する際にのみ有効です (部品では有効でありません)。
true、false
デフォルト : false
EnableChange
ComponentDefaults
変更されたコンポーネントに関して SAP 配布ターゲットの値の上書きを有効にするフラグ。true に設定した場合、代替明細グループを含む BOM コンポーネントを変更すると、方針、優先度、および使用率のデフォルト値によって、SAP のこれらのフィールドの既存の値が上書きされます。
true、false
デフォルト : true
EnableDebugging
Windchill ESI ビジネスロジックには、開発時デバッグに使用する Debugging_Service というユーティリティがあります。この変数を true に設定してこのユーティリティを使用すると、デバッグメッセージが有効になります。これらのデバッグメッセージは、TIBCO BusinessWorks プロセスエンジンをテストモードで実行中に TIBCO Designer のコンソールウィンドウに出力されるか、またはコマンドウィンドウからエンジンを実行したときにコンソールに出力されるだけです。これらのデバッグメッセージは、TIBCO BusinessWorks プロセスエンジンのログファイルには出力されません。
true、false
デフォルト : false
WriteResponseToFile
Windchill レスポンスデータをファイルに書き込むことを可能にするフラグ。ファイルの名前と場所は、ESIOthers グループで定義されるグローバル変数 WCResponseFileName および WCResponseDirectory によって決まります。
true、false
デフォルト : true
PartEffectivityFlag
BOM 内のすべての子部品のエフェクティビティ日付を別々に設定するかどうかを確認するフラグ。
true、false
デフォルト : false
TruncateNameDescription_Enable
タイプがドキュメントまたは変更通知であるオブジェクトの名前または説明の末尾を切り捨てることを可能にするフラグ。オブジェクトタイプごとの切り捨てる長さは、グローバル変数グループ ESIPaddingTruncate で定義されています。
true、false
デフォルト : true
UseZRFC
リリースされていない RFC/API が本番環境で動作しない場合に ZRFC を有効にするフラグ。値を "true" に設定する場合、ZRFC をインポートする必要があります。
このフラグは装置の作成および更新機能に適用できます。
true
usingZRFC_MODIFY_ROUTING
リリースされていない RFC/API が本番環境で動作しない場合に ZRFC を有効にするフラグ。値を "true" に設定する場合、ZRFC をインポートする必要があります。
このフラグはルーティング更新機能に適用できます。
true
isMultiplePE
単一のプロセスエンジンインスタンスで動的に件名を生成することを可能にするフラグ。詳細については、Windchill Enterprise Systems Integration Customizer’s Guide – SAP の「複数インスタンス用の単一プロセスアーカイブの設定方法」を参照してください。
true、false
デフォルト : true
ESIJMS
以下の表では、このプロセスエンジングローバル変数グループを構成するグローバル変数について説明しています。
グローバル変数名
説明
可能な値と Windchill ESI のデフォルト値
JNDIContextURL
JMS JNDI コンテキスト URL
tibemsnaming://<EMS Server
Name>:<EMS Server Port>
デフォルト: tibemsnaming://localhost:7222
Username
EAI を使用して JMS にログオンするためのユーザー
デフォルト : ESISYS
パスワード
EAI を使用して JMS にログオンするためのパスワード
デフォルト : ESISYS
RetryCount
結果メッセージを JMS に再送信する最大回数
任意の整数
デフォルト : 3
RetryPeriod
結果メッセージを JMS に再送信するときの送信間隔 (秒単位)
任意の整数
デフォルト : 300
MaxSessions
入力メッセージに対して作成する JMS セッションの最大数
1
以下の JMS キュー名は、以下の制限の範囲内で、有効な JMS キュー名に変更できます。
新規キューは、EMS サーバーで作成する必要があります。
新規キューは、JMS キュー設定とセキュリティガイドラインに従う必要があります。
* 
新規キューをサポートするには、Windchill JMS 設定の修正が必要な場合もあります。
グローバル変数名
説明
可能な値と Windchill ESI のデフォルト値
DataResponseQueue
Windchill との JMS インタフェースの DataResponse キュー名この値は、TIBCO EMS サーバー上で指定された DataResponse キュー名および Windchill ESI サービスによって指定された DataResponse キュー名と一致している必要があります。
SAP の場合
デフォルト: com.ptc.windchill.esi.DataResponse.<<system ID>>.<<client>>
ここで <<system ID>> は SAP 配布ターゲットのシステム名で、<<client>> は SAP システムのクライアントです。たとえば、800 です。
<<system ID>> と <<client>> はそれぞれ Windchill の配布ターゲットの System ID 属性と Client 属性で指定された値と一致している必要があります。
Oracle Applications の場合
デフォルト: com.ptc.windchill.esi.DataResponse.<DSN>
条件ステートメント
<DSN> は、Oracle Apps の土台となるデータベースに接続するための ODBC データソース名です。
これは ESIOMAdapter/Datasource グローバル変数で指定されるものと同じ値です。
ResultQueue
Windchill PDMLink との JMS インタフェースの結果キュー名この値は、TIBCO EMS サーバー上で指定された結果キュー名および Windchill ESI サービスによって指定された結果キュー名と一致している必要があります。
デフォルト: com.ptc.windchill.esi.Result
ESILog
以下の表では、このプロセスエンジングローバル変数グループを構成するグローバル変数について説明しています。
グローバル変数名
説明
可能な値と Windchill ESI のデフォルト値
ERPPrimary
ERP プライマリメッセージのログ作成を有効にするフラグ
整数値 1 = オン、0 = オフ、デフォルト : 1
ERPSecondary
ERP セカンダリメッセージのログ作成を有効にするフラグ
整数値 1 = オン、0 = オフ、デフォルト : 1
Functional_Debug
タイプが機能関連 (1)、重大度がデバッグ (9) のメッセージのログ作成を有効にするフラグ
整数値 1 = オン、0 = オフ、デフォルト : 0
Functional_Error
タイプが機能関連 (1)、重大度がエラー (1) のメッセージのログ作成を有効にするフラグ
整数値 1 = オン、0 = オフ、デフォルト : 1
Functional_Informational
タイプが機能関連 (1)、重大度が情報 (4) のメッセージのログ作成を有効にするフラグ
整数値 1 = オン、0 = オフ、デフォルト : 0
Functional_Success
タイプが機能関連 (1)、重大度が成功 (3) のメッセージのログ作成を有効にするフラグ
整数値 1 = オン、0 = オフ、デフォルト : 1
Functional_Warning
タイプが機能関連 (1)、重大度が警告 (2) のメッセージのログ作成を有効にするフラグ
整数値 1 = オン、0 = オフ、デフォルト : 1
RootCause
根本原因メッセージのログ作成を有効にするフラグ
整数値 1 = オン、0 = オフ、デフォルト : 1
Technical_Debug
タイプが技術関連 (2)、重大度がデバッグ (9) のメッセージのログ作成を有効にするフラグ
整数値 1 = オン、0 = オフ、デフォルト : 0
Technical_Error
タイプが技術関連 (2)、重大度がエラー (1) のメッセージのログ作成を有効にするフラグ
整数値 1 = オン、0 = オフ、デフォルト : 1
Technical_Informational
タイプが技術関連 (2)、重大度が情報 (4) のメッセージのログ作成を有効にするフラグ
整数値 1 = オン、0 = オフ、デフォルト : 0
Technical_Success
タイプが技術関連 (2)、重大度が成功 (3) のメッセージのログ作成を有効にするフラグ
整数値 1 = オン、0 = オフ、デフォルト : 1
Technical_Warning
タイプが技術関連 (2)、重大度が警告 (2) のメッセージのログ作成を有効にするフラグ
整数値 1 = オン、0 = オフ、デフォルト : 1
Delimiter
メッセージのログ作成に使用する区切り記号
任意の文字デフォルト : , (コンマ)
ロケール
ログ作成メッセージテキストの照会に使用するロケール。
デフォルト : en_US
有効なロケールの値を以下に示します。言語 / 国 / ロケールエンコード値 英語 / 米国 / en_US
英語 / イギリス / en_GB
フランス語 / フランス / fr
ドイツ語 / ドイツ / de
イタリア語 / イタリア / it
スペイン語 / スペイン / es
日本語 / 日本 / ja
中国語簡体字 / 中国 (中華人民共和国) / zh_CN
中国語繁体字 / 台湾 / zh_TW
韓国語 / 韓国 / ko
ポルトガル語 (ブラジル) / ブラジル / pt_BR
* 
アジア文字セット (ロケールが ja、zh_CN、zh_TW、ko) のログを作成するには、システムのエンコードを対象の言語 (日本語、韓国語、中国語) に変更するか、その言語用のオペレーティングシステムを使用します。
Windows の場合
たとえば、英語のオペレーティングシステムで、システムのエンコードを日本語に設定するには、以下の手順を実行します。
1. 「スタート」> 「設定」> 「コントロール パネル」の順にクリックします。
2. 「地域のオプション」をクリックします。
ロケールのエンコードを「日本語」に変更します。
4. システムの言語設定で、日本語がオンになっていることを確認します。対象の言語がオペレーティングシステムにインストールされていない場合は、Microsoft のサポートサイトを参照してください。
ログファイルを英語のオペレーティングシステムで表示するには、以下の手順を実行します。
1. メモ帳など、国際文字を表示できるテキストエディタでファイルを開きます。
2. フォントに「MS P 明朝」を選択します。
ログファイルを Internet Explorer で表示するには、以下の手順を実行します。
国際文字を表示できるテキストエディタがない場合は、以下の手順を実行して、Internet Explorer でログファイルを表示します。
1. ファイルの拡張子を .txt に変更します。
2. 「表示」> 「エンコード」> 「その他」> 「日本語 (シフト JIS)」を選択して、エンコード値をシフト JIS に設定します。
TIBCO Administrator GUI でログファイルを表示するには、以下の手順を実行します。
1. プロセスエンジンとアダプタの両方のコンポーネントのトレースタブを選択します。
2. ログファイルを表示します。文字が正しく表示されない場合は、次のステップを実行します。
3. すべての TIBCO サービスを停止して再起動します。
4. ログファイルを再び表示します。
ESIMail
以下の表では、このプロセスエンジングローバル変数グループを構成するグローバル変数について説明しています。
グローバル変数名
説明
可能な値と Windchill ESI のデフォルト値
BCCAddress
Result または ResultResponse メッセージ内にエラーがあるとき、管理者に送信される警告電子メールメッセージのコピーを、電子メールの BCC 機能を使用して第三者に送信する場合に設定するオプションのフィールド
1 つの有効な電子メールアドレス、またはコンマで区切った複数の有効な電子メールアドレス
CCAddress
Result または ResultResponse メッセージ内にエラーがあるとき、管理者に送信される警告電子メールメッセージのコピーを、電子メールの CC 機能を使用して第三者に送信する場合に設定するオプションのフィールド
1 つの有効な電子メールアドレス、またはコンマで区切った複数の有効な電子メールアドレス
FromAddress
Result または ResultResponse メッセージ内にエラーがある場合、警告電子メールメッセージが送信される電子メールアドレスを設定する必須フィールド。この電子メールアドレスは、「From」フィールドに表示されます。
* 
この変数に適切な値を設定しないと、エラー処理が不完全になります。この場合、エラー処理のプロセスがサスペンドして、適切なメッセージは表示されません。エラーを修正するには、変数を設定してから、エンジンを再起動する必要があります。
1 つの有効な電子メールアドレス
* 
指定できる電子メールアドレスは 1 つだけです。
SMTPHostServer
SMTP ホストサーバーの値。この値は、組織の IT 部門に問い合わせてください。
* 
この変数に適切な値を設定しないと、エラー処理が不完全になります。この場合、エラー処理のプロセスがサスペンドして、適切なメッセージは表示されません。エラーを修正するには、変数を設定してから、エンジンを再起動する必要があります。
通常、mail.mycompany.com などのサーバー名を表す文字列です。
ToAddress
Windchill ESI 管理者の電子メールアドレスに設定するフィールド。Result または ResultResponse メッセージにエラーがある場合、管理者は警告を電子メールで受け取ります。これによって管理者はエラーを調査し、適切な修正を行い、プロセスを再開できます。
* 
この変数に適切な値を設定しないと、エラー処理が不完全になります。この場合、エラー処理のプロセスがサスペンドして、適切なメッセージは表示されません。エラーを修正するには、変数を設定してから、エンジンを再起動する必要があります。
1 つの有効な電子メールアドレス、またはコンマで区切った複数の有効な電子メールアドレス
注記: オプションの CCAddress 変数と BCCAddress 変数を使用することもできます。
ESIMessaging
以下の表では、このプロセスエンジングローバル変数グループを構成するグローバル変数について説明しています。
グローバル変数名
説明
可能な値と Windchill ESI のデフォルト値
EAISecondary
Windchill PDMLink への機能関連の意思決定メッセージまたは警告メッセージの送信を有効にするフラグ
整数値 1 = オン、0 = オフ、デフォルト : 1
ERPPrimary
Windchill PDMLink への ERP プライマリ情報の送信を有効にするフラグ
整数値 1 = オン、0 = オフ、デフォルト : 1
ERPSecondary
Windchill PDMLink への ERP セカンダリ情報の送信を有効にするフラグ
整数値 1 = オン、0 = オフ、デフォルト : 1
RootCause
Windchill PDMLink への根本原因メッセージの送信を有効にするフラグ
整数値 1 = オン、0 = オフ、デフォルト : 1
Delimiter
PostResultRPC メッセージフィールドで Windchill PDMLink に情報を返すときに使用される区切り記号
デフォルト : ||
注記: EAI ソフトウェアコンポーネントは、メッセージ文字列を解析して文字列に区切り記号が含まれているかどうかを確認しません。この区切り記号の値は、このフィールドのテキストに含まれていない 1 つまたは複数の文字に設定する必要があります。使用できない文字は「,」、「.」、「;」、「:」、「^」などですが、これらに限定されません。
Processor
EMS メッセージヘッダで渡されるメッセージプロセッサクラス
デフォルト : SoapMessage
ESIPaddingTruncate
以下の表は、いくつかのオブジェクト (ドキュメント、変更通知、部品、リソースなど) の番号の長さを調整して、SAP バージョン ECC6.0 で定義されているデフォルトの長さに等しくするときに使用されるグローバル変数について説明しています。
* 
各グローバル変数のデフォルト値は、SAP で定義されている該当属性の長さでもあります。また、パディングは属性の値がすべて数値の場合に実行されます。切り捨ては、グローバル変数 ESIFlags/TruncateNameDescription_Enable が true に設定されている場合に実行されます。
グローバル変数名
説明
可能な値と Windchill ESI のデフォルト値
PaddingNumber_DocumentLength
ドキュメントの番号属性をパディングして、SAP で定義されている長さに等しくするときに使用されます。
25
PaddingNumber_ECNLength
変更通知の番号属性をパディングして、SAP で定義されている長さに等しくするときに使用されます。
12
PaddingNumber_PartLength
部品の番号属性をパディングして、材料について SAP で定義されている長さに等しくするときに使用されます。
18
PaddingNumber_ResourceLength
リソースの番号属性をパディングして、材料について SAP で定義されている長さに等しくするときに使用されます。
18
PaddingNumber_SequenceLength
シーケンスの番号属性をパディングして、材料について SAP で定義されている長さに等しくするときに使用されます。
6
PaddingNumber_SerialEffectivityLength
シリアルエフェクティビティのシリアル番号をパディングして、SAP で定義されている長さに等しくするときに使用されます。
18
TruncateDescript_ECNLength
変更通知の説明属性を切り捨てて、SAP で定義されている長さに等しくするときに使用されます。
40
TruncateName_ECNLength
変更通知の名前属性を切り捨てて、SAP で定義されている長さに等しくするときに使用されます。
40
TruncateName_DocumentLength
ドキュメントの名前属性を切り捨てて、SAP で定義されている長さに等しくするときに使用されます。
40
ESIOthers
以下の表では、このプロセスエンジングローバル変数グループを構成するグローバル変数について説明しています。
グローバル変数名
説明
可能な値と Windchill ESI のデフォルト値
WCResponseDirectory
グローバル変数 ESIFlags/WriteResponseToFile フラグを true に設定すると、Windchill ESI レスポンスデータがファイルに書き込まれ、そのファイルはこのフォルダに格納されます。
ファイル名は、グローバル変数 ESIOthers/ResponseFileName の値の末尾にトランザクション番号を付加した形式になります。
<tibco_home>/esi/bin/
SAPDateFormat
配布ターゲットが想定する日付の形式 (配布ターゲットにログオンしたユーザーの日付の形式)。有効な TIBCO の記法を使用する必要があります。
デフォルト : yyyy/MM/dd
この値は、グローバル変数 ESISAPAdapter/Username で指定された Windchill ESI ユーザー用に SAP システムで設定された日付の形式と一致する必要があります。
SAPMPMDateFormat
ルーティング API と変更通知 API でルーティングオブジェクトについて想定されている SAP ECC 日付の形式。
デフォルト : yyyyMMdd
この値は、ESISAPAdapter/Username グローバル変数で指定された Windchill ESI ユーザー用に SAP システムで設定された日付の形式に一致する必要があります。
APIRetryPeriod
エラーメッセージを送信するまでに TIBCO BusinessWorks エンジンがアダプタからのレスポンスを待機する時間 (ミリ秒)。
任意の整数値。
デフォルト : 300000
BWInvokeBindExceptionClass
アダプタバインドエラーの例外クラスの名前。
デフォルト : BindException
BWInvokeTimeOutClass
アダプタタイムアウトの例外クラスの名前。
デフォルト: ActivityTimedOutException
BWKillProcess
致命的なエラーが発生した場合に ErrorHandling_Service が意図的にプロセスを終了するために使用します。
* 
このグローバル変数の値は、変更しないでください。
デフォルト : KillProcess
WCPostResultMethod
結果メッセージをポストするメソッド名。
デフォルト : PostResult
この値は、グローバル変数 ESIClassNames/ReleaseResultClass によって識別されるクラスについて、Windchill ESI サービスの PostResult メッセージの RPC 名と一致している必要があります。
WSHost
ERP 部品情報 Web サービスのホスト名。
これは、マシン名または Web サーバーのドメイン名です。
デフォルト : localhost
WSPort
ERP 部品情報 Web サービスのポート番号。
1024 からマシンでサポートされている最大値までの範囲のポート番号。
デフォルト: 6666
WCDateFormat
Windchill PDMLink からの予期される日付の形式。
有効な TIBCO の記法を使用する必要があります。
デフォルト : yyyy-MM-dd HH:mm:ss
この値は、Windchill PDMLink からの送信メッセージで使用される日付の形式に一致する必要があります。
ResponseFileName
トランザクションに対して Windchill が送信するレスポンスデータのファイル名。
ESIResponseFromWC_.xml
WSRequestResponseFileName
Windchill から ERP 部品情報 Web サービスに送信されるリクエストデータのファイル名。
ESISOAP_.xml
ReplaceZeroQuantityWith
Windchill で数量を "0" に設定すると、このグローバル変数で定義された値が数量に対して使用されます。
可能な値 : 整数値 > 0
デフォルト値 : 9999999999
PartBatchSize
SAP BAPI の 1 回の呼び出しで処理される部品の数。
可能な値 : 任意の整数値 > 0
デフォルト値 : 100