移動の制限事項
「移動」操作について、次の点に注意してください。
• 同一の
コンテキストまたは 2 つの異なるコンテキストのフォルダ間で
オブジェクトを移動するには、移動元フォルダと移動先フォルダの両方、およびこれらのフォルダ内のオブジェクトに対する適切なアクセス許可が必要です。アクセス許可の詳細については、システム管理者に問い合わせてください。
• オブジェクトは、製品およびライブラリのコンテキスト間でのみ移動できます。移動操作は、プロジェクトまたはプログラムには使用できません。
• オブジェクトの現在のバージョンのみを移動する場合、コンテキストを超えてオブジェクトを移動することはできません。同じ製品またはライブラリ内で移動する必要があります。オブジェクトのすべてのバージョンを移動する場合は、オブジェクトを別の製品やライブラリに移動できます。
• 移動操作を行うユーザーがオブジェクトをチェックアウトしたユーザーと同じであっても、チェックアウトされているオブジェクトは移動できません。
• 複数のフォルダにあるオブジェクトのすべてのバージョンを移動する場合:
◦ 移動するフォルダ内のあるオブジェクトが、異なるフォルダに複数のバージョンを持つ場合、これらの改訂も含めたすべてのバージョンが移動対象のフォルダとともにターゲット場所に移動します。ただし、異なるバージョンのオブジェクトを含むすべてのフォルダを同時に移動する場合、異なるバージョンはそれぞれのフォルダに関連付けられたままとなります。
◦ オブジェクトが 2 つよりも多くのフォルダに複数の改訂を持ち、すべてのフォルダを移動しない場合、オーバーライド可能なコンフリクトが発生します。フォルダに含まれていないオブジェクトのバージョンは、移動するバージョンのうち最も古いバージョンのフォルダに移動されることに同意を求めるプロンプトが表示されます。
• オブジェクトのバージョンを
コンテキスト間で移動した場合、そのバージョンのバージョン指定スキームは変更されません。
「移動」操作時は、オブジェクトとそのすべてのバージョンおよび作業版数の履歴が保持されます。
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• バージョン指定スキームは、作成されたオブジェクトバージョンに合わせて自動的に適用されるラベルまたは識別子を定義します。たとえば、バージョン指定スキームは、バージョン識別子が整数、英文字であるか、または整数と記号の組み合わせであるかを決定します。
• サイトにフォルダドメインが表示されている場合、別のドメインを持つフォルダにオブジェクト作業版数を移動すると、すべての作業版数のバージョンは、保存先フォルダに関連付けられるドメインに再割当されます。ドメインとは、アクセス制御、インデックシング、通知などの、一連の管理ポリシーを定義する管理領域です。ドメインに関連付けられたフォルダには、ドメインのポリシーが適用されます。
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• チームの作成に使用したテンプレートが組織またはサイトレベルで管理されている場合に、オブジェクトバージョンをコンテキスト間で移動すると、そのオブジェクトバージョンに関連付けられたチームも移動します。チームテンプレートが製品またはライブラリレベルで管理されている場合は、オブジェクトを異なる製品またはライブラリに移動できず、移動しようとするとオーバーライド不可能なコンフリクトが発生します。移動したオブジェクトが改訂されると、コンテキストのポリシーおよび規則に基づいて、新しいバージョンがチームに割り当てられます。