認証設定ツール
Windchill の基本製品には、ユーザー認証の設定に関する問題を特定するためのツールが備わっています。これらのツールは、認証メカニズムを実際に試すことによって、そのメカニズムが正常に機能し、ユーザー ID が通知されるかどうかを検証します。
Windchill 内でのユーザー認証を検証するツールとして、wt.auth.Authentication クラスを使用できます。このクラスにはメインメソッドが含まれているので、スタンドアロンのアプリケーションとして実行できます。このクラスは、設定済みのログインスキームを実行し、その結果得られた、Windchill メソッドサーバーにより参照される認証済みのユーザー名を通知します。以下に、失敗した HTTP 認証 (キャンセルされたログイン) の出力例、および正常な Null 認証の出力例を示します。
<HTML><HEAD>
<TITLE>401 Authorization Required</TITLE>
</HEAD><BODY>
<H1>Authorization Required</H1>
This server could not verify that you
are authorized to access the document
you requested. Either you supplied the wrong
credentials (e.g., bad password), or your
browser doesn't understand how to supply
the credentials required.<P>
</BODY></HTML>
HTTP Login failed: java.io.StreamCorruptedException:
InputStream does not contain a serialized object
Reading user.name system property
Authentication.getUserName() jhs
ブラウザから認証をテストするには、基本的な接続をテストするページを使用します。このページにアクセスするには、wtcore/test.html ファイルで一般的な URL ログイン形式を使用します。
http://<hostname>:<port>/<webapp>/wtcore/test.html
HTTPS 接続を設定している場合は、http の代わりに https を使用します。
たとえば、ローカルホスト、デフォルトポート、および Windchill という名前の Web アプリケーションを使用してこのページにアクセスするには、以下のように指定します。
http://localhost/Windchill/wtcore/test.html
基本的な接続をテストするページでは、Web サーバー、サーブレットエンジン、および HTTP ゲートウェイサーブレットの匿名ログインと認証ログインをテストできます。