マッピングファイルに関する規則
PTC では、マッピングファイルを作成する際に、次の規則に従ってマッピングの有効性を確認することを推奨しています。
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PTC では、作成されたマッピングファイルのエントリを修正しないことを推奨しています。エントリを修正すると、インポート中に目的の結果が得られない場合があります。新規エントリが既存のエントリと競合していないことを確認してください。
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場所に関する規則
このマッピングは、1 対 1 または多対 1 になるようにしてください。ソース PLM システム内の 1 つのフォルダを、ターゲット PLM システムの複数のフォルダにマッピングしないでください。ただし、次の例に示すように、ソース PLM システム内の複数のフォルダを、ターゲット PLM システムの 1 つのフォルダにマッピングすることは可能です。
• 無効なマッピング
location /Root Folder/a/b = /myOrg/Product/myProd//a/b
location /Root Folder/a/b = /myOrg/Product/myProd//x/y
• 有効なマッピング
location /Root Folder/a/b = /myOrg/Product/myProd/a/b
location /Root Folder/x/y = /myOrg/Product/myProd/a/b
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マッピングファイル全体で、この規則について矛盾がないことを確認してください。ブロック内またはブロック間で、あいまいにならないようにしてください。
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改訂に関する規則
改訂のマッピング規則を次に示します。
• 1 つの改訂ラベルは、1 つの改訂ラベルにのみマッピングできます。
• 同じブロック内で、1 つの改訂を複数の改訂にマッピングしたり、複数の改訂を 1 つの改訂にマッピングしたりすることはできません。
• 改訂の位置を入れ替えることはできません。たとえば、ターゲットのリリーススキームで改訂 AA が BB の前に配置されている場合、改訂 A を改訂 BB にマッピングすると、改訂 B は改訂 AA にマッピングできません。
ライフサイクルに関する規則
ライフサイクルのマッピングに関する規則を次に示します。
• ブロック内で、ライフサイクルスキームとライフサイクル状態の 1 つの組み合わせを、ライフサイクルスキームとライフサイクル状態の 1 つの組み合わせにのみマッピングできます。次に例を示します。
◦ ブロック内で、ライフサイクルスキームとライフサイクル状態の 1 つの組み合わせを、ライフサイクルスキームとライフサイクル状態の 1 つの組み合わせにのみマッピングできます。
▪ 無効なマッピング
Begin
lifecyclestate Release shceme1::RL1 = Default::INWORK
lifecyclestate Release scheme1::RL1 = Basic::INWORK
lifecyclestate Release scheme1::RL1 = MyLifecyle::RELEASED
End
▪ 有効なマッピング
Begin
lifecyclestate Release shceme1::RL1 = Default::INWORK
End
Begin
lifecyclestate Release scheme1::RL1 = Basic::INWORK
End
Begin
lifecyclestate Release scheme1::RL1 = MyLifecyle::RELEASED
End
◦ ブロック内で、ライフサイクルスキームとライフサイクル状態の複数の組み合わせを、ライフサイクルスキームとライフサイクル状態の 1 つの組み合わせにマッピングできます。次に例を示します。
Begin
lifecyclestate RL1::Concept = LC1::Working
lifecyclestate RL1::In Work = LC1::Working
lifecyclestate RL2::In Work = LC1::Working
End
◦ ライフサイクルスキームにおいて、ライフサイクル状態の位置を入れ替えることはできません。たとえば、ライフサイクルの LC1::Conceptual がターゲットのリリーススキームで LC1::Working の前に配置され、RL1::In Work が LC1::Working にマッピングされている場合は、RL1:: Released を LC1::Conceptual にマッピングできません。