INSTANCE パラメータを使用したアダプタの名前の指定
INSTANCE パラメータは、Webject を実行するアダプタの名前を指定します。アダプタ名は、Windchill 環境での使用のためにアダプタを設定する際に定義されます。このパラメータは必須です。
特定のアダプタを使用できない場合にほかのアダプタに接続できるように、このパラメータには複数の値を指定できます。Info*Engine は、決められた順番にアダプタへの接続を試みます。指定された最初のアダプタが利用できない場合は、リストの次のアダプタへの接続を試行し、接続が確立されるまで続行します。リストされているどのアダプタとも接続できない場合は、エラーを返します。
このパラメータとともに、フェイルオーバーとロードバランスを有効にする CONNECTION_ATTEMPTS および CONNECTION_ATTEMPT_INTERVAL パラメータを設定できます。
CONNECTION_ATTEMPTS
エラーを返す前にアダプタの接続の確立を試行する最大回数を定義します。デフォルト値は 1 です。このパラメータはオプションです。
複数の INSTANCE パラメータ値を指定する場合、CONNECTION_ATTEMPTS の値は、アダプタインスタンスのリストを繰り返す最大数を定義します。
CONNECTION_ATTEMPT_INTERVAL
接続の試行間の遅延時間を秒単位で定義します。デフォルト値は 60 秒です。このパラメータはオプションです。
複数の INSTANCE パラメータ値が指定されている場合、CONNECTION_ATTEMPT_INTERVAL の値は、アダプタインスタンスのリスト全体を繰り返す試行間の待機秒数を定義します。