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Windchill アダプタ Webject と Info*Engine
Windchill アダプタは、Windchill サーバーに緊密に統合されているコンポーネントです。Windchill メソッドサーバーを起動すると、メソッドサーバー起動シーケンスの一環としてアダプタが自動的に起動します。Windchill アダプタには API が用意されており、Info*Engine は、この API を介して Windchill システム内のデータにアクセスします。
Info*Engine のプリミティブ演算子を、Webject と呼びます。Windchill アダプタには、2 タイプの Webject があります。
Action Webject を使用して以下の操作を行います。
Windchill ビジネスオブジェクトを作成、削除、および更新する。
Windchill ビジネスオブジェクトにコンテンツアイテムを追加する。
2 つの Windchill ビジネスオブジェクトを関連付ける。
コマンドの実行結果を返す。
ワークフロープロセスのインスタンスを開始する。
指定されたクラスインスタンスや購読ユーザーのモデル化イベントを購読したり、購読解除したりする。
Query Webject を使用すると、抽象ビジネスオブジェクトの存在を情報システムに照会できます。照会は通常、SQL 構文を使用して指定します。照会結果はグループとして返されます。
Query Webject を使用して以下の操作を行います。
すべてのバージョンの Windchill オブジェクトに関するライフサイクル履歴および情報を返す。
コンテンツを読み込み、Windchill ビジネスオブジェクト間の関連付けを走査する。
Windchill オブジェクトの以前および現在のバージョンに関する情報、および特定の属性の DisplayName 値を返す。
指定した属性について説明し、モデル化されている Windchill クラスの情報を提供する。たとえば、指定した EnumeratedType クラスなどです。
Windchill レポートテンプレートを実行し、その結果を Info*Engine グループとして返す。
Windchill オブジェクトの以前の作業版数や Windchill 設定プロパティが含まれているグループに関するコンテンツアイテムおよび情報を照会し、返す。
一般的な Windchill サーチ基準に基づくオブジェクトや、識別されたバージョン管理オブジェクトのマスターオブジェクトを照会する。
Windchill ビジネスオブジェクト間の関連付けを走査し、関連オブジェクトのツリーを生成する。
リンククラスおよび Windchill サーチ基準に基づいてオブジェクト間の関係をトレースし、見つける。
指定されたユーザー名および資格が有効かどうかを示す。
Info*Engine、Webject、およびタスクの詳細については、Info*Engine User's Guide を参照してください。