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Windchill Nonconformance の Web サービスの設定
Windchill Nonconformance Web サービス (WcNonconformanceIfc) は、既成では Windchill デフォルトの認証を使用して展開されます。この認証のため、Web サービスのユーザーは有効な Windchill ユーザーでなければなりません。
セキュリティポリシーの更新
セキュリティポリシーを修正する場合、適切なセキュリティポリシーで Web サービスを再展開する必要があります。展開中にセキュリティポリシーが指定されていない場合、システムはセキュリティポリシーを <Windchill>\bin\adminTools\WebServicessecurity.properties ファイルから選択します。
Web サービスを再展開するには、以下の手順を実行します。
1. Windchill シェルで、<Windchill>\bin\adminTools\WebServices に移動し、以下のコマンドを実行します。
ant -Dservlet.name=WcNonconformanceIfc
-Dwebservice.class=com.ptc.qualitymanagement.nc.jws.WcNonconformanceIfc
deployService -Dsecurity.policy=<security policy to be used>
例: 使用するセキュリティポリシーが userNameAuthSymmetricKeys である場合、以下のコマンドを使用して再展開します。
ant -Dservlet.name=WcNonconformanceIfc
-Dwebservice.class=com.ptc.qualitymanagement.nc.jws.WcNonconformanceIfc
deployService -Dsecurity.policy=userNameAuthSymmetricKeys
2. ブラウザで、以下の URL で Web サービスにアクセスします: http://<host>:<port>/<webapp>/servlet/WcNonconformancelfc?wsdl
<ホスト> は Windchill インストールのホスト名、<ポート> は Windchill サーバーが受信するポート、<Web アプリケーション> は Windchill のインストール中に指定した Web アプリケーション名です。
NCInfo 入力パラメータ
intent
ユーザーが不適合を作成または更新するかどうかを指定します。
指定しない場合、デフォルト値である create が使用されます。createupdate の値は大文字と小文字が区別されません。
locale
クライアントのロケール。
指定しない場合、セッションロケールが使用されます。セッションロケールが存在しない場合、Windchill サーバーロケールが使用されます。
例: en_USja_JP
ncDescription
Windchill で不適合オブジェクトの作成中に使用される説明。
ncName
Windchill で不適合オブジェクトを作成する際に必要です。
intentupdate として指定されている場合は、このフィールドは無視されます。
ncNumber
指定されている場合に使用されます。指定しない場合、これは Windchill で設定されたオブジェクト初期化規則に基づいて生成されます。
objectId
不適合のオブジェクト ID。
Windchill 内の不適合オブジェクトに intentupdate として指定されている場合に必要です。
指定したオブジェクト ID の不適合がシステムで見つからない場合、エラーが表示されます。
qualityContext
不適合を作成する必要がある品質コンテキスト。
この値が指定されていない場合、ncAttributes.properties ファイルで指定されたコンテキストが使用されます。
このファイルは次の場所にあります: <Windchill>\codebase\com\ptc\qualitymanagement\nc\jws
requester
Windchill で不適合オブジェクトの作成中に使用されるリクエスト発行者。指定しない場合、呼び出しを実行しているユーザーがリクエスト発行者として使用されます。
type
作成に使用する不適合オブジェクトのタイプ。
指定しない場合、Windchill のモデル化されたタイプ com.ptc.qualitymanagement.nc.Nonconformance の不適合オブジェクトが作成されます。指定したタイプが Windchill システムに存在しない場合、エラーが表示されます。
値は Windchill の完全修飾タイプ名です。 次に例を示します。WCTYPE|com.ptc.qualitymanagement.nc.Nonconformance|com.org.MyNonConformance または com.org.MyNonConformance
businessFields
各ビジネスフィールドが名前または値のフォーマットである、ビジネスフィールドのリスト。
名前は、指定したタイプに対する属性の論理識別子の名前です。
affectedObjects
不適合オブジェクトを作成する必要がある、変更適用オブジェクトのリスト。
作成中に、少なくとも 1 つの変更適用オブジェクトが必須です。create または update 操作中には、ユーザーは 2 つ以上の変更適用オブジェクトを指定できます。ただし、update 操作中には、ユーザーは変更適用オブジェクトを追加または削除できず、変更適用部品の不適合属性の更新のみを実行できます。
AffectedObject 入力パラメータ
name
変更適用部品の名前。
number
変更適用部品の番号。
version
変更適用部品のバージョン。
iteration
変更適用部品の作業版数。
affectedObjectContainer
変更適用部品が配置されているコンテナ。
objectid
変更適用部品のオブジェクト ID。
システムには、部品に対して objectid、あるいは namenumberversioniteration、および affectedObjectContainer のいずれかが必要です。
quantity
影響を受ける数量。
この値は不適合の処理を設定する際に使用します。
unit
単位タイプ。
有効な値は DOZENEACHGROSSBOX、および KIT です。
suppLotBatchNumber
サプライヤ番号 (該当する場合)。
poNumber
発注書番号 (該当する場合)。
lotControlled
アイテムがロット管理されている場合、true を入力します。 そうでない場合、false を入力します。
lotSerialNo
ロット番号またはシリアル番号。
manufacturedQty
製造合計数量。
itemState
不適合に関連する場合、アイテムの状態。
有効な値は POTENTIAL_NCNONCONFORMING、および WITHIN_SPECS です。
manufacturedUnitType
単位タイプ。
有効な値は DOZENEACHGROSSBOX、および KIT です。
manufacturedTo
製造が終了した日付。
manufacturedFrom
製造を開始した日付。
inputDateFormat
製造の開始日および終了日が指定される日付の形式。
次に例を示します。yyyy/MM/dd