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encryptPw ターゲット
Windchill をカスタマイズしてパスワードを追加した場合、EncryptPasswords.xml スクリプトの encryptPw ターゲットを使用して、特定のプロパティのパスワード値を暗号化できます。このターゲットが実行するのは暗号化だけです。追加のパスワードを使用する際に必要となる Windchill コードは変更しません。
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カスタマイズしていない Windchill システムを使用する場合は、このターゲットではなく、xconfmanager ユーティリティを使用して既存のパスワードを変更および暗号化してください。Windchill プロパティファイルに保存されたパスワードの暗号化を参照してください。
このターゲットを使用するには、以下の形式で ant コマンドを入力します。
ant -f <Windchill>/bin/adminTools/sip/EncryptPasswords.xml encryptPw
-DpropertyName=<プロパティ> -Dpassword=<パスワード値>
ここで、
<Windchill>Windchill のインストールディレクトリです。
<プロパティ> は、このパスワードを設定するために使用したプロパティの名前です。
<パスワード値> はプレーンテキストのパスワードです。
以下の例は、インストールしたキーストアファイルに保存されているデータベースユーザーのパスワードを dbuserpw123 に設定します。wt.pom.dbPassword プロパティが更新され、実際に暗号化された値のキーストアを示します。
ant -f <Windchill>/bin/adminTools/sip/EncryptPasswords.xml encryptPw
-DpropertyName=wt.pom.dbPassword -Dpassword=dbuserpw123