特殊な管理 > サイトメンテナンス > Windchill MBean > ServletRequests (Monitors)
  
ServletRequests (Monitors)
ServletRequests MBean は、サーブレットリクエストを監視する MBean で、サーブレットエンジンでのみインスタンス化されています。Tomcat が組み込まれているメソッドサーバーの場合、以下のメソッドサーバーノードの下に ServletRequests MBean があります。
com.ptc > WebbAppContexts > <webAppName> > Monitors
この MBean の属性を使用してロガーのレベルを設定し、統計を収集することができます。以下の表に収集可能な統計のレベルを示します。
統計のグループ
説明
総数
Web アプリケーションの起動時から累積された統計。
ベースライン
resetBaselineStatistics() 操作の最後の呼び出し (または、この操作が呼び出されていない場合は、Web アプリケーションの起動) から累積された統計。
サマリー
SummaryIntervalSeconds 属性で指定された時間間隔で累積された統計。サマリー統計は、記録されますが、MBean 属性に反映されません。
最新
RecentIntervalSeconds 属性で指定された時間間隔で累積された統計。対応する Recent* MBean 属性は、各測定間隔の終わりに更新されます。
リクエスト
個々のサーブレットリクエストのデータ。
* 
この MBean で RequestLoggerOutputAttributes および StatisticLoggerOutputAttributes の値を設定して、記録するサーブレットリクエストおよび収集する統計を設定できます。
* 
メソッドサーバーへのユーザーセッションをトレースするには、RequestLoggerLevel を INFO に設定し、RequestLoggerOutputAttributes で Id と SessionID を設定します。
* 
RequestLoggerUseShortFormat 属性は、ログの値の前にプロパティ名を付加するかどうかを制御します。Excel に列見出しを付けた場合、これを false に設定し、データをより簡単にインポートして分析することができます。
* 
メソッドサーバーの下にある Operations ノードで、captureActiveContexts ボタンを使用して実行中のコンテキストを取り込むことができます。取り込んだコンテキストは ServletRequests MBean の下に表示されます。
また、ServletRequests MBean によって、MaxAverageActiveRequestsThreshold 属性も使用可能になります。サマリー統計の間隔で平均的に (同時に) アクティブなリクエストがこのしきい値を超えると、JMX 通知が送信されます。通知については、JMX 環境の設定を参照してください。