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バックグラウンド処理
Windchill には、データベースに保存されているバックグラウンドメソッドキューを使用したバックグラウンド処理があります。キューとは、バックグラウンド処理マネージャで実行されるメソッド起動仕様のテーブルを指します。本来、仕様は、信頼性の理由によりデータベースに保存されているメソッド名とシリアル化された引数 (BLOB として保存) を指します。
バックグラウンド処理を起動するトランザクションには、総合的なトランザクションの一部としてのバックグラウンドメソッドキューの更新があります。この処理をコミットすると、バックグラウンドマネージャに通知され、メソッドが非同期に実行されます。キューからのエントリの除去はメソッドを実行するトランザクション内で行われるので、エントリの処理は 1 回だけしか完了せず、システム障害後の未完了のトランザクションが確実に再開始されます。システム障害が発生すると、エントリは管理者が介入する必要があるとしてマークされ、無視されます。
バックグラウンド処理メカニズムの例として、ライフサイクル処理、ワークフローの自動化、および FTR (全文抽出) インデックスの保守があります。
キューの設定とメンテナンスの詳細については、バックグラウンドキューについてを参照してください。