Windchill Business Reporting の Cognos Fix Pack の適用

Windchill Business Reporting を含む Windchill のインストールが完了した後、Cognos 10.2.2 Fix Pack 2 を適用する必要があります。

Windchill Business Reporting を含む Windchill の前のリリースからアップグレードした場合、手順 1 から 13 のみを実行します。 Windchill Upgrade Guide の「アップグレードに向けたターゲットシステムの設定」を参照してください。

1. Cognos サービスと Windchill (サーバーマネージャ、メソッドサーバー、PTC HTTP Server) を停止します。

2. 以下のディレクトリのバックアップを作成します。

<WBR_HOME> は Windchill Business Reporting がインストールされている場所です。

3. お使いのプラットフォームに適切な Fix Pack を IBM Web サイトからダウンロードします。

◦ Unix プラットフォームで Fix Pack を抽出するには:

1. Fix Pack をダウンロードしたディレクトリに移動します。

2. 次のコマンドを入力します。gunzip <ファイル名>.tar.gz | tar xvf-<ファイル名> はダウンロードした Fix Pack ファイルの名前です。

◦ Windows プラットフォームで Fix Pack を抽出するには、WinZip または WinRAR などのユーティリティを使用します。

5. 抽出したコンテンツで、Fix Pack プラットフォームの名前が付いたディレクトリに移動します。ディレクトリ名は、各プラットフォームで一意です。

6. IBM Cognos Business Intelligence Server Updates ユーティリティを起動します。

◦ Unix プラットフォームで、次のコマンドを入力します: ./issetup

◦ Windows プラットフォームで、issetup.exe をダブルクリックします。

7. 「Welcome」画面で言語を選択し、「Next」をクリックします。

8. 「IBM License Agreement」画面でライセンス契約に同意し、「Next」をクリックします。

9. 「Installation Location」画面で、インストールディレクトリフィールドが「Reporting」フォルダであることを確認し、「Next」をクリックします。

10. 「Summary」画面で、サマリー情報をレビューして「Next」をクリックします。

11. 「Next」をクリックして Fix Pack のインストールを開始します。

12. Fix Pack のインストールが終了したら、<WBR ホーム>\CognosCustomization.zip ファイルを抽出し、抽出したコンテンツを <WBR ホーム> の各フォルダに上書きします。

13. Cognos サービス、Windchill メソッドサーバー、および PTC HTTP Server を開始します。

14. Windchill Business Reporting のみの新しいインストールの場合、Windchill シェルから以下のコマンドを実行します。

<Windchill> は Windchill ソリューションのインストール場所です。これによりデータモデルが更新され、Windchill Business Reporting レポートのすべての更新がロードされます。

Windchill Business Reporting コンポーネントがインストールされている各マシンでこれらのステップを繰り返します。