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バックグラウンド
オブジェクト編集ウィザードは通常、「編集」または「チェックアウトおよび編集」操作によって起動されます。
ビジネスオブジェクトを編集するウィザードの開発は、そのビジネスオブジェクトを作成するウィザードの開発によく似ています。使用するコンポーネントはほとんど同じです。ただし、作成ウィザードと編集ウィザードには相違点がいくつかあり、別のコンポーネントまたは別のコンポーネント設定が必要になるものがあります。相違点は以下のとおりです。
編集ウィザードでは、オブジェクトのコンテナコンテキスト、所有組織、フォルダ場所、またはタイプを変更できません。
一部の編集ウィザードでは、オブジェクトのマスターのアイデンティティ属性 (名前や番号など) を変更できません。このような変更は、「名前を変更」または「共通属性を編集」クライアントを使用して行います。その他のマスター属性も編集できません。
編集ウィザードの起動時に、編集対象のオブジェクトが処理可能であり、ユーザーがチェックアウトしていない場合、このオブジェクトはウィザードによって自動的にチェックアウトされます。
編集ウィザードの属性入力フィールドには、Java クラスや「タイプおよび属性の管理」ユーティリティで定義されたデフォルト値ではなく、オブジェクトのデータベースに存在する値があらかじめ入力されます。
処理可能オブジェクトの編集ウィザードには、さまざまなナビゲーションボタンがあります。「OK」ボタンの代わりに、「保存」ボタンと「チェックイン」ボタンがあります。「保存」ボタンでは、チェックインや反復処理を行わずにオブジェクトの作業コピーに対する変更内容が保存されます。「チェックイン」ボタンでは、オブジェクトの新規作業版数が作成およびチェックインされます。また、「キャンセル」ボタンをクリックすると、オブジェクトがチェックアウトされたままになることをユーザーに知らせるメッセージが表示されます。
特に編集に使用できるコンポーネントは以下のとおりです。
複数のウィザードに共通するウィザードステップの jsp および jspf ファイル
ウィザードデータを管理し、ページにエレメントを表示するカスタム HTML タグ
ユーザーがウィザードをサブミットした後にウィザードデータを処理するための Java クラス