バックグラウンド
Windchill には、ウィザードの作成およびウィザードステップ間の移動のためにフレームワークが提供されています。ウィザードの JSP に入力エレメントを作成するために、データユーティリティ、GUI コンポーネント、レンダリング機能、およびバリデータも用意されています。最後に、ウィザードフォーム送信時のサーバーへの送信データを処理するフレームワークがあります。これらのフレームワークとコンポーネントについては、
前提となる知識に挙げたほかのドキュメントで説明されています。
このガイドには、特に Windchill オブジェクトの作成を目的として設計されるウィザードの開発方法と処理方法についての詳細が記載されています。定義済みのコンポーネントをビルディングブロックとして使用し、独自のウィザードを作成する方法について説明しています。以下に、主に使用されるコンポーネントを挙げます。
• 複数のウィザードに共通するウィザードステップのための操作定義
• 複数のウィザードに共通するウィザードステップの jsp および jspf ファイル
• ウィザードのデータを管理し、ページ上でエレメントを表示するためのカスタムタグ
• ユーザーがウィザードをサブミットした後にウィザードデータを処理するための Java クラス