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操作と操作モデルのローカライズ
操作と操作モデルのプロパティをローカライズするには、.rbInfo ファイルを使用します。
詳細については、国際化とローカライズリソース情報 (.rbInfo) ファイルセクションを参照してください。
操作のローカライズ
.rbInfo 内のエントリのフォーマットは次のとおりです。
<objecttype name>.<action name>.<purpose>.value=<value>
要素
有効な値
説明
objecttype name
actions.xml ファイル内の objecttypename の値に相当します。
action name
actions.xml ファイル内の actionname の値に相当します。
purpose
title
description
tooltip
icon
morurlinfo
hotkey
title - 操作が操作ウィンドウに表示されたときのタイトルバーのローカライズ可能なテキスト。
description - 操作のラベルのローカライズ可能なテキスト。
tooltip - 操作にカーソルを合わせたときに表示されるローカライズ可能なテキスト。
icon: codebase/netmarkets/images を基準にした画像ファイル。
moreurlinfo: この操作のウィンドウの大きさを決めるパラメータ。
hotkey: この操作をトリガする英数字キー。
value
エントリの実際の値。
次に例を示します。
<objecttype name="document" class="wt.doc.WTDocument"
resourceBundle="com.ptc.windchill.enterprise.doc.documentResource">
<action name="create" uicomponent="CREATE_DOC" dtiUpload="true">
<command
class="com.ptc.windchill.enterprise.doc.forms.CreateDocFormProcessor"
method="execute" windowType="popup"
onClick="validateCreateLocation(event)"/>
<includeFilter name="projectM4D" />
</action>
</objecttype>
documentResource.rbinfo ファイルには次のようなエントリを記述します。
document.create.title.value=New Document
document.create.description.value=New Document
document.create.tooltip.value=Add a new document with or without attached
content
document.create.icon.value=newdoc.gif
document.create.moreurlinfo.value=height=1000,width=820
アイコンとツールヒントは図のようにツールバーに表示され、メニューにも表示されます。メニュー操作のアイコンは、その操作がツールバーにも表示される場合にだけ表示されます。
document.create.title.value=New Document
document.create.description.value=New Document
タイトル:
アイコンと説明:
document.create.description.value=New Document
document.create.icon.value=newdoc.gif
<objecttype> エレメントで resourceBundle プロパティを指定することもできます。<action> エレメントで resourceBundle プロパティが指定されない場合、その操作の <objecttype> エレメントで指定された resourceBundle プロパティが使用されます。
操作モデルのローカライズ
一部の操作モデルには、表示ラベルが必要です (第 3 レベルナビゲージョンの操作モデルやメニューバーの操作モデルなど)。操作モデルで使用する rbInfo を指定できます。
<model name="relatedItems"
resourceBundle="com.ptc.core.ui.navigationRB">
エントリは操作のエントリと同じフォーマットに従います。
object.relatedItems.description.value=
<U class="mnemonic">R</U>elated Objects
object.relatedItems.description.comment=Used for the
text on the Related Objects third level navigation menu.
object.relatedItems.hotkey.value=r
object.relatedItems.hotkey.comment=Mnemonic
アクセスキーである文字 (上の例では "R") を <U class="mnemonic > </U> タグで囲む必要があります。