コンテキストポリシー
コンテキストポリシーのアイテムには、ドメインベースの以下のルールが含まれます。
• 特定の参加者、オブジェクトタイプ、ライフサイクル状態、およびドメインの組み合わせへのアクセス制御を定めるアクセス制御規則。
たとえば、「/Default」ドメインには、"エンジニア" システムグループに対して、wt.doc.WTDocument タイプのオブジェクトへの読み取りアクセス許可を付与するアクセス制御規則があります。
• 指定したオブジェクトタイプのオブジェクトとドメインの組み合わせが特定のライフサイクル状態に移行したときに、オブジェクトがどのコレクションに含まれるかを定義するインデックシング規則。コレクションを使用してインデックシングリストが作成されるので、オブジェクトのサーチ効率が向上します。
• オブジェクトタイプとドメインの組み合わせに対して、指定したイベントが発生したときに、どの参加者に通知するかを定義する通知規則。
コンテキストには、含まれている情報へのアクセス制御の手段が用意されています。アプリケーションコンテキストでは、コンテキストチームメンバーシップ、ポリシー規則、およびアドホック規則によってアクセスが制御されます。コンテキストのコンテンツへのアクセスを制限し、コンテキストチームのメンバーだけが利用できるように設定できます。また、ほかの参加者 (ユーザー、グループ、組織) に対して特定のオブジェクトタイプへのアクセスを許可するポリシーを作成し、コンテキスト情報を企業内で共有することもできます。
実際にコンテキスト内にあるポリシーは、親ドメインに設定されているポリシーだけでなく、現在のコンテキストにあるドメインで設定されているポリシーによっても決定されます。詳細については、
ドメインとポリシーの管理を参照してください。