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リモートボルトの作成
レプリケーションで使用するホスト、ボルトまたはレプリカボルト、フォルダまたはレプリカフォルダを作成します。最初にホストを作成し、次にボルト、その後でフォルダを作成する必要があります。
ボルトはフォルダの論理的なコンテナであり、それぞれがホストコンピュータ上の格納場所を表します。リモートボルトは、マスターサイトではなくファイルサーバー上にあるボルトです。
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ファイルサーバーサイトにキャッシュボルトを作成してください。このボルトを使用すれば、リモートユーザーによるコンテンツのアップロード時間を大幅に短縮できます。ただし、Windchill ファイルサーバー上にキャッシュボルトがなくても、そのサイトにコンテンツをレプリケーションできます。
リモートボルトは「ボルトコンフィギュレーション」で作成します。このウィンドウを開くには、「製品」「ライブラリ」、および「サイト」「ユーティリティ」 > 「ファイルサーバー管理」 > 「ボルトコンフィギュレーション」の順に選択します。
ファイルボルトを作成するには、次の手順を実行します。
1. 「ファイル」 > 「新規」 > 「ボルト」の順に選択します。「新規ボルト」ウィンドウが開きます。
2. 以下の情報を入力します。
フィールド
説明
サイト
このリストからサイトを選択します。
名前
ボルト名を入力します。すべてのサイトで定義されているほかのボルトと重複しない名前を指定する必要があります。名前は、英字、数字、ハイフン、およびアンダースコアのみを使用して入力する必要があります。
ボルトタイプ
以下のいずれかを選択します。
「マスターボルト」- コンテンツファイルの (リボルトされた) マスターコピーを保存します。
「レプリカボルト」- レプリカのコンテンツファイルを保存します。
「キャッシュボルト」- 永久的な保存先にリボルトされるまで、アップロードされたファイルを一時的に保存します。このボルトタイプを選択した場合、サイトのローカルキャッシュボルトとして使用されます。1 つのサイトで使用できるキャッシュボルトは 1 つだけです。
メインサイトとファイルサーバーサイトの両方で、すべてのボルトタイプがサポートされています。
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ボルトは、作成時にデフォルトで有効に設定されます。
デフォルトのシステムターゲット (マスタボルトの場合) またはサイトのデフォルトターゲット (レプリカまたはキャッシュボルトの場合)
このチェックボックスをオンにすることは可能ですが、自分で直接オフにすることはできません。サイトのデフォルトターゲット (レプリカまたはキャッシュボルト) あるいはデフォルトのシステムターゲット (マスタボルト) は必ず指定する必要があるので、別のボルトをデフォルトターゲットとして指定すると、このチェックボックスが自動的にオフになります。
どのサイトにも、デフォルトターゲットであるボルトが 1 つ存在している必要があります。
マスターサイトだけがデフォルトのシステムターゲットボルトを持つことができます。
マスターボルトがデフォルトのシステムターゲットとして指定されていて、wt.fv.useVaultsForAllContent プロパティが真の場合、リボルト規則外のコンテンツでリボルト操作を行うと、そのボルトが指定先となります。
レプリカまたはキャッシュボルトがサイトのデフォルトターゲットとして設定されている場合、ターゲットボルトを明示的に指定しないときは、そのボルトがレプリケーション操作のターゲットとなります。
読み取り専用
このチェックボックスをオンにしないでください。オンにすると、アップロードまたはレプリケーションされたコンテンツファイルの保管にボルトが使用できなくなります。
フォルダの自動作成
このチェックボックスがオンの場合、既存のフォルダの最大容量 (ファイル数) に達した時点で新しいフォルダが自動的に作成されます。このチェックボックスはデフォルトでオンになっています。
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このオプションを使用するには、ルートフォルダを手動で作成してマウントしておく必要があります。
古いコンテンツの自動クリーンアップ
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このオプションは、レプリカボルトとキャッシュボルトのみで使用できます。
このチェックボックスがオンの場合、「レプリカボルトの自動クリーンアップ」ウィンドウで指定した規則とスケジュールに従って、このボルトが自動的にクリーンアップされます。
3. 「OK」をクリックします。
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コンテンツレプリケーションでは、Windchill ファイルサーバーごとに 1 つのキャッシュボルトを作成できます。
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