アドホックキャッシュについて
アドホックキャッシュとは、ユーザーの優先ファイルサーバーでコンテンツが利用できない場合に、ローカルの Windchill ファイルサーバーまたはマスターサイトにコンテンツをコピーすることです。ユーザーがファイルサーバーサイトまたはマスターサイトのどちらにいる場合でも、コンテンツはローカルサーバーにダウンロードされます。
ローカルファイルサーバー (またはマスターサイト) からコンテンツのダウンロードを試みたものの、そこに存在しなかった場合は、そのコンテンツを持つ近接ファイルサーバーまたはマスターサイトからコンテンツがダウンロードされ、ローカルファイルサーバー (またはマスターサイト) に保管されます。次回ユーザーが同じコンテンツを必要とする場合は、直接ローカルファイルサーバー (またはマスターサイト) からダウンロードされます。
アドホックキャッシュを有効にすると、予測キャッシュの規則とスケジュールが作成されます。
アドホックキャッシュは、wt.fv.master.adhocCaching.flag プロパティによって次のように制御されます。
• 値が 0 の場合、アドホックキャッシュは実行されません。
• 値が 1 の場合、レプリケーション規則がすでに定義されていて、アドホックダウンロードしたコンテンツがその規則に従って保管されている場合にのみアドホックキャッシュが実行されます。
• 値が 2 の場合、アドホックキャッシュは常に実行されます。規則が定義されていると、コンテンツはその規則に従って保管されます。規則が定義されていない場合、コンテンツはサイトのデフォルトターゲットであるボルトに保管されます。
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