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Integrity オブジェクトのサポート
関係エクスプローラでは、Windchill および Integrity に存在するオブジェクトと関係をシステムをまたいで表示できます。関係エクスプローラでは、Windchill に存在していて、Integrity にある関連オブジェクトにマッピングされる、要件、仕様、テストスイートドキュメントなどのオブジェクト間の依存関係を表示できます。次の図は、Windchill および Integrity にあるオブジェクトの、関係エクスプローラでの表示方法を示しています。
関係エクスプローラは、Windchill および Integrity オブジェクト間の構造リンクとトレースリンク、および Integrity 内の構造リンクとトレースリンクをサポートしています。Integrity の内容を表示できるようにするには、Integrity の認証ウィンドウで資格証明を入力する必要があります。
Windchill のオブジェクトから Integrity にあるオブジェクトおよび関係へのこうした表示やナビゲーション (「関係エクスプローラ」タブを使用) は、次の前提条件を満たす場合のみ使用できます。
要件オブジェクトについて:
Windchill との Integrity Requirements Management の統合がインストール済みで設定済みであること。
要件オブジェクトは、この統合を使用して Integrity から Windchill に送信されます。
ソフトウェア不具合について:
ソフトウェア不具合用の Integrity 統合がインストール済みで設定済みであること。
不具合オブジェクトは、この統合を使用して Integrity から Windchill に送信されます。
XML ファイルを使用した設定とマッピング
コンフィギュレーション可能 XML ファイルは、WindchillIntegrity の間でオブジェクトをマッピングします。管理者はこのファイルを編集することで、ユーザー定義のタイプを追加したり、オブジェクトの色を修正したり、情報のレイアウトをカスタマイズしたりできます。この XML ファイルは Windchill\codebase\registry\sysNavGate\IntegrityConfig.xml にあります。
Integrity オブジェクトと関係タイプのリストを設定する以外にも、この XML ファイルを使用して、フィールド、タイプアイコンイメージ、ボックス外形の RGB コードを制御できます。さらに、関係エクスプローラに表示されるオブジェクトボックスやミニ情報ページでの情報の表示順序やレイアウトを制御することもできます。たとえば、ユーザー設定のタイプを Integrity OOTB 設定の上部に追加できます。
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この設定タイプは、Integrity で作成または開始されたコンテンツのみに使用できます。
次の図は、コンフィギュレーション可能 XML ファイルからの抜粋です。
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特定のオブジェクトタイプのタグで属性が見つからない場合、見つからない部分にはデフォルト値が割り当てられます。