Log File Viewer ページの使用
「System Health Monitoring Tools」ページの「Log File Viewer」リンクをクリックすると、「Log File Viewer」ページが開きます。このページから、サーバーマネージャに登録するログのディレクトリを選択できます。
Windchill はページを構成する際に、さまざまなログのディレクトリ用に設定されているサーバーマネージャの wt.logs.LogsDirViewer MBeans に対してクエリーを実行します。初期状態では、Windchill ログファイル (wt.logs.dir プロパティで識別) のディレクトリと、Windchill にインストールされている Web サーバー用の Web サーバーログファイル (wt.webserver.logs.dir プロパティで識別) のディレクトリが Windchill によって登録されます。
検索するログのディレクトリを選択してから「OK」をクリックすると、ログファイル名と対応するリンクのリストが表示されます。次に、ログファイルのリンクをクリックすると、ログファイルのコンテンツが表示されます。
表示されるログファイルのリンク数を制限したり、特定の文字列を含むログファイルのコンテンツを表示するには、以下に挙げるページのフィールドを使用します。
• ログファイル内でエントリを検出する際、そのエントリに特定の文字列が含まれている場合には、「Content Search String」フィールドに文字列を入力し、以下に示す検索のための適切な修飾子を選択します。
◦ 「Match Case」を選択すると、入力した文字列の大文字および小文字の区別と一致する結果だけが返されます。たとえば、ERROR という文字列を入力して「Match Case」を選択すると、すべて大文字の "ERROR" だけが返され、小文字の文字列 "error" を含むエントリは返されません。
◦ 「Whole Words」を選択すると、文字列が単語全体と一致する結果だけが返されます。たとえば、文字列 error を入力して「Whole Words」を選択すると、"error" が単語であるエントリだけが返され、"error" が単語の一部を成す文字列としての "error" を含む行 (ErrorCount など) は返されません。
◦ 「Regular Expression」を選択すると、エントリが Java 正規表現に一致する結果が返されます。たとえば、「ERROR」または「WARN」に一致し、さらに残りの部分が "user1" と一致するエントリを返すには、「Regular Expression」を選択してから以下の式を「Content Search String」フィールドに入力します。
.*(ERROR|WARN).*user1.*
表示されるログファイルのエントリの文字列をハイライトするには、「Highlight Matches」を選択します。
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ユーザー名を文字列として入力すると、そのユーザーに関連するログエントリが返されます。
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• ファイル名に特定の文字セットを含むログファイルを検索するには、「Filename Pattern」フィールドにその文字セットを入力し、ファイル名の検索にその文字をどのように使用するかを選択します。デフォルトのサーチオプションでは、ファイル名にその文字が含まれるものが検索されます。たとえば、Windchill ログファイルの名前には生成された日付が含まれます。したがって、特定の日付によって Windchill ログファイルを検索するには、「Filename Pattern」フィールドに日付を入力します。
• 検出されるログファイルを特定の期間に制限するには、「Log Age In Days: Min」および「Log Age In Days: Max」フィールドに値を入力します。たとえば、4 日前から昨日までの間に変更されたログだけを検索するには、「Min」フィールドに 1 を、「Max」フィールドに 4 を入力します。