既存のオブジェクトのアクセス制御の編集
既存の
オブジェクトに対する
「アクセス制御を編集」操作は、以下のいずれかの方法で選択できます。
• オブジェクトを表す行を右クリックしたときに表示される操作リストで、「アクセス制御を編集」操作を選択します。
• テーブル内で、各行の先頭にあるチェックボックスをクリックしてオブジェクトを選択し、テーブルの「操作」リストで「アクセス制御を編集」を選択します。
テーブル内のいずれの行も選択せずに「操作」リストで「アクセス制御を編集」を選択すると、選択したフォルダのアクセス許可が表示されます。
• オブジェクトの情報ページの「操作」リストで「アクセス制御を編集」操作を選択します。
「アクセス制御を編集」ウィンドウが開き、オブジェクトのアイデンティティと「アクセス」テーブルが表示されます。
1. 以下のようにして、アクセス許可を表示または管理する参加者を検索します。
◦ アクセス情報を表示するには、「ビュー」ドロップダウンリストで「My アクセス」を選択します。
◦ 現在のコンテキストのチームメンバーを含むグループを表示するには、「ビュー」ドロップダウンリストで「チームアクセス」を選択します。
◦ アクセス許可が明示的に定義されている参加者をすべて表示するには、「ビュー」ドロップダウンリストで「定義されたすべてのアクセス」を選択します。
◦ その他のユーザー、グループ、または組織のアクセス許可を表示するには、「参加者の検索」アイコン
をクリックします。このアイコンをクリックすると、
「参加者を検索」ウィンドウが表示され、テーブルの新しい行に追加するほかの参加者をサーチできます。
◦ 1 人または複数の参加者の行をテーブルから除去するには、これらの行を選択し、「選択した行の除去」アイコン
をクリックします。
これらのビューに表示される参加者の詳細については、参加者の表示を参照してください。
2. アクセス許可の設定を管理するには、
「アクセス許可」列で、各アクセス許可の左側にあるチェックボックスをオンまたはオフにします。
管理者は、
セキュリティプリファレンスを編集することで、
アクセス許可列に表示されるアクセス許可セットを変更できます。列に表示されないアクセス許可を表示または変更する必要がある場合は、管理者に連絡してください。
チェックマークが表示されている場合は、その行に指定されている参加者に、対応するアクセス許可が付与されていることを示します。既存のチェックマークをオフにすると、現在の設定を保存したときにアクセス許可が除去されます。
横のチェックボックスが無効になっている場合、そのアクセス許可は変更できません。「フルコントロール (すべて)」の上書き列に表示される警告アイコン
は、フルコントロール (すべて) アクセス許可が設定されていても、アクセス許可がすべて付与されるわけではないことを示しています。この場合、いずれかのアクセス許可がポリシー規則によって拒否 (上書不可) されています。詳細については、
参加者のアクセス許可の変更を参照してください。
3. アクセス許可を変更しようとしているオブジェクトが、プロジェクトコンテキストまたはプログラムコンテキストのフォルダである場合、以下のチェックボックスが「アクセス」テーブルの後に表示されます。
◦ アクセス制御の変更をフォルダコンテンツに適用
◦ アクセス制御の変更をサブフォルダに繰り返し適用
フォルダのアクセス許可に行った変更を、フォルダ内にあるフォルダ以外のオブジェクト (全部品、ドキュメント、CAD ドキュメントなど) にも適用するかどうかを決めます。また、フォルダコンテンツにアクセス許可の変更を適用する場合は、現在のフォルダの下にあるほかのフォルダおよびそのフォルダコンテンツに変更を繰り返し適用することもできます。
4. アクセス許可設定を修正した後、「OK」をクリックして変更を保存し、ウィンドウを閉じます。または、「適用」をクリックして変更を保存し、さらに変更を行うためにウィンドウを開いたままにします。
チェックアウトされている可能性のあるオブジェクトの場合は、チェックアウトされているオブジェクトの作業コピーまたはチェックアウトされている元のバージョンのどちらのアクセス許可を変更しているのかを認識しておく必要があります。「フォルダ」ページで作業する場合は、チェックインされているバージョンを常に操作します。「チェックアウト済み作業」テーブルでは、オブジェクトはチェックアウトバージョンです。
| オブジェクトがチェックインされているとき、新しい作業版数のアクセス許可は、デフォルトにより、前の作業版数のアクセス許可セットになります。作業コピーのアクセス許可は、移行されません。このデフォルトは、管理者が設定する wt.vc.wip.copyAdHocAcls プロパティファイル設定で管理されています。 |
別のコンテキストと共有されているオブジェクトの場合は、
「アクセス制御を編集」操作を実行するコンテキストに注意してください。テーブルの右クリック操作メニューから操作を実行すると、そのテーブルが存在するコンテキストでアクセスを管理できます。たとえば、オブジェクトが共有されていたコンテキストの
「フォルダ」テーブルから操作を実行すると、共有先コンテキスト内でオブジェクトへのユーザーアクセスを管理できます。オブジェクトの情報ページの
「操作」メニューから操作を実行すると、ソースコンテキストでアクセスを管理できます。つまり、オブジェクトの情報ページの
「アクセス制御を編集」操作は、オブジェクトが作成されたコンテキストで、常にオブジェクトのセキュリティを管理します。共有先
または共有元
のマークは、
「アクセス制御を編集」操作が実行されているコンテキストを示します。オブジェクトの共有先のコンテキストで設定されているアクセス許可は、オブジェクトがそのコンテキストと共有されなくなると、除去されます。詳細については、
共有オブジェクトに対するアクセス制御の設定を参照してください。
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