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Windchill Quality Solutions: トレーニングのトラック
製品: WindchillWindchill Quality Solutions
リリース: 11.0 M020
利点
新しい機能であるトレーニング管理を使用すると、ポリシーと手順に関連するトレーニングを効率的に管理して、レポートを作成できます。
その他の詳細
企業のポリシーと手順または作業指示が記載されたドキュメントに対して、役割、グループ、組織を関連付けることにより、トレーニングマトリックスを作成できるようになりました。各標準作業手順書 (SOP) またはポリシードキュメントに対して、役割に関するマトリックス、当該の役割を与えられた各ユーザーのトレーニングステータス、トレーニングの日付が設定されます。トレーニングの監督者は、レポートビルダーのマスタートレーニングページを使用することにより、遅滞しているか完了されていないトレーニングタスクをモニタリングの対象として設定できます。モニタリング担当者は、組織のトレーニングのステータスを手順別に常に監視し、自社のニーズに応じたレポートを設定できます。
この機能を使用することで、コンプライアンスを確実に遵守できます。トレーニングの記録を効率的に管理し、監査に向けたレポートを簡単に用意し、管理を目的としてリアルタイムでアクセスできます。トレーニングマトリックスに含まれているドキュメントに変更があった場合は、自動化されたワークフロータスクをその変更に基づいて送信することが可能になり、ユーザーは、最新のポリシーと手順に関するトレーニングを確実に受けることになります。
トレーニングタスクは、Windchill にインストールされた、あらゆるタイプのドキュメントに対して割り当てることができます。
ドキュメントに属性を割り当てることで、タスクの自動管理がさらに容易になります。
トレーニング間隔 - 完了したトレーニングの有効期間 (日数)。このフィールドを 365 日に設定すると、ユーザーがトレーニングを完了した後、そのユーザーのトレーニングは 1 年間有効になります。
トレーニング間隔のリードタイム - 当該ドキュメントのトレーニングが有効期限切れとなる何日前に、トレーニングをもう一度開始するかを表す日数。このフィールドを 20 日に設定すると、ユーザーは、当該ドキュメントのトレーニング記録が有効期限切れとなる日の 20 日前に、トレーニングタスクを受け取ります。
リリース時のトレーニング - このフィールドは、トレーニング記録付きのドキュメントがリリースされるとき、トレーニング記録を新たに作成するかどうかを決定します。このフィールドが「はい」に設定されている場合、トレーニング記録付きのドキュメントが改訂されると、改訂のリリース時に、元の改訂の関連トレーニング記録はすべてキャンセルされます。新しい改訂に関するトレーニングをユーザーが受けられるよう、トレーニング記録は新たに作成されます。
管理者は、ユーザー、グループ、組織に対してトレーニング記録を割り当てることができます。この操作は、「参加者管理」ユーティリティまたはユーザー、グループ、組織の情報ページから実行できます。
トレーニングのステータスは、デフォルトでは 1 日 1 回更新されます。
関連情報
詳細については、トレーニングのトラック機能の使用を参照してください。