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部品構造: サービスエフェクティビティの有効なコンテキストタイプの定義
製品: Windchill Service Information ManagerWindchill Service Parts
リリース: 11.0 F000
利点
Windchill Service Information Manager では、管理者は有効なサービスエフェクティビティのコンテキストを定義できます。これらのコンテキストを定義すると、「適用性を管理」ウィンドウでコンテキストオブジェクトをサーチするときに有効なコンテキストのみが表示されます。
その他の詳細
管理者は、ServiceEffectivityConfig.xml ファイルに有効なタイプを入力することによって、有効なサービスエフェクティビティのコンテキストを定義できます。
<ServiceEffectivityContextTypes>
<Type>wt.part.WTPart|com.acme.myServEffContext</Type>
</ServiceEffectivityContextTypes>
ユーザーが「フィルタを編集」ウィンドウまたは「サービスエフェクティビティを追加」ウィンドウの「サービスエフェクティビティ」タブにある「アドバンスサーチ」オプションでフィルタを適用すると、「アドバンスサーチ」オプションは、サーチの対象を ServiceEffectivityConfig.xml ファイルで定義されているプロパティに対応するタイプに制限します。このファイルに値がない場合は、デフォルトで唯一の有効なコンテキストとして WTPart が使用されます。
オーサリングシステムが InService 専用の場合は、有効なコンテキストとして製品階層ルートと製品階層ノードのみが使用されるように設定する必要があります。これにより、作成者が無効なデータを作成して混乱やミスが発生する可能性が排除されます。
オーサリングシステムが InService とその他のビジネスケースの両方に使用される場合、ユーザーはサポートされているタイプのリストにこれらのタイプを含める必要があります。無効なエフェクティビティのコンテキストを持つデータは、InService に送信されます。InService は無効なエフェクティビティレコードを無視するため、無効な適用性が送信システムに表示される可能性があります。確実に有効なデータを送信システムに送信するために、データ管理プロセスが実装されている必要があります。送信対象のデータを送信対象ではないデータから分離することにより、混乱を最小限に抑えることができます。
オーサリングシステムが InService のデータを作成していない場合は、特定のビジネスプロセスが要求しないかぎり、有効なエフェクティビティのコンテキストを制限する必要はありません。
詳細については、適用性を管理を参照してください。