Windchill ProjectLink: 進行状況と期限の自動計算
製品: Windchill ProjectLink
「リリース」:11.0 M030
利点
管理者は、アクティビティの進行状況または期限を自動計算するカスタムのアクティビティタイプを作成できます。これらの値がどのように計算されるかは、カスタマイズされたアルゴリズムに基づきます。
その他の詳細
カスタムアクティビティタイプを作成する際、「タイプおよび属性の管理」ユーティリティで「期限モード」と「進行状況モード」の 2 つの新しいオプションを使用できます。
• 「手動計算」 - これはデフォルトの動作です。ユーザーは手動で値を定義できます。
• 「自動計算」 - ユーザーは期限や進行状況を手動で設定できません。代わりに、これらの値は管理者によって実装されているカスタムアルゴリズムに基づいて自動的に計算されます。
各アクティビティタイプに、期限または進行状況を自動的に計算する一意のアルゴリズムを作成できます。作成可能なアルゴリズムには次の 2 つのタイプがあります。
• 個々のアクティビティについて自動計算。
たとえば、進行状況は、終了予定日を基準にして実施された作業量に基づきます。期限は成果物オブジェクトに設定されているリリース日に基づいて計算されます。
• サマリーアクティビティで進行状況または期限がどのようにロールアップされるかが自動的に計算されます。
たとえば、進行状況は、クリティカルパス内の子アクティビティではなく、すべての子アクティビティに基づきます。期限は、最も遅い子アクティビティの期限の 1 日後として計算されます。
個別計算アルゴリズムと、アクティビティがサマリーアクティビティである場合に有効になる計算アルゴリズムの両方に、カスタムアクティビティタイプを関連付けることができます。
| 「期限モード」と「進行状況モード」はここではグループ化されていますが、互いに独立しています。アクティビティの期限を手動で設定し、進行状況は自動計算できます。この反対に、進行状況を手動で設定し、期限は自動計算できます。 |
次の規則が適用されます。
• 現在のところ、これらのオプションは成果物アクティビティでのみ使用できます。「アクティビティを成果物としてマーク」チェックボックスがオフになっている場合、ユーザーは必要な値を引き続き手動で設定できます。
• 自動計算された進行状況または期限をスケジュール変更の後で更新するには、「計画を再スケジュール」操作を実行する必要があります。期限が自動計算されてから進行状況が自動計算されます。
• Microsoft Project からインポートする場合、自動計算された値に対して手動で行われた変更はすべて無視されます。
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