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変更管理と品質管理: ターミナル状態の設定
製品: WindchillWindchill PDMLinkWindchill Quality Solutions
リリース: 11.0 M010
利点
Windchill 11.0 M010 では、承認されたユーザーは変更管理オブジェクトと品質管理オブジェクトを手動で閉じたりキャンセルしたりできます。この機能強化により、変更管理プロセスと品質管理プロセスの例外をより柔軟に処理できるようになりました。
その他の詳細
Windchill 11.0 M010 では以下の機能が用意されています。
フレキシブルリンクを使用して変更管理オブジェクトを関連付けるときに変更管理オブジェクトをサーチできます。より的確なサーチ結果を得られることは、関連付ける変更管理オブジェクトまたは品質管理オブジェクトを特定するために役立ちます。
関連付け規則の定義とサーチ結果のフィルタに使用されるカテゴリに変更管理オブジェクトと品質管理オブジェクトを分類できます。
カスタマイザは、サポートされている API と文書化されている最良事例を使用できます。
変更管理プロセスと品質管理プロセスを手動で終了できます。
管理特権を持つユーザーは、いつでも変更管理プロセスまたは品質管理プロセスを手動で終了できます。
「状態を設定」アクセス許可を持つユーザーは、「状態を設定」機能を使用して、変更管理プロセスまたは品質管理プロセスを手動で終了できます。
ターミナル状態の設定、解決日の設定、およびアノテーションのロックを行うことができます。
「タイプおよび属性の管理」ユーティリティの「キャンセル状態」および「完了状態」フィールドで、問題レポート、一時許可、変更リクエスト、変更通知、変更タスク、CAPA、カスタマーエクスペリエンス、および不適合のターミナル状態を手動で設定できます。
「キャンセル状態」フィールドはデフォルトで「キャンセル」に設定されます。オブジェクトがキャンセル状態ではない場合、「キャンセル状態」フィールドはデフォルトで空白になります。
品質管理オブジェクトの場合、「完了状態」フィールドは、ライフサイクルで定義されているオブジェクトの状態に応じて、デフォルトで「クローズ」または「終了」に設定されています。
変更管理オブジェクトの場合、「完了状態」フィールドはデフォルトで「解決済み」に設定されています。
「キャンセル状態」および「完了状態」フィールドで、これらの値を変更したり、コンマで区切って複数の値を追加したりできます。
「解決日を設定」プリファレンスが「はい」に設定されている場合、変更管理オブジェクトがターミナル状態 (承認済み、却下、解決済み、キャンセルなど) に設定されると、「解決日」フィールドがターミナル状態に設定された日時に更新されます。
新規インストールのデフォルト値は「はい」です。
アップデートまたはアップグレードされたインストールのデフォルト値は「いいえ」です。
「アノテーションをロック」プリファレンスが「はい」に設定されている場合、変更管理オブジェクトまたは品質管理オブジェクトを終了すると、関連付けられているアノテーションがロックされ、修正できなくなります。
関連情報
詳細については、変更管理オブジェクトのターミナル状態の管理および品質管理オブジェクトのターミナル状態の管理を参照してください。