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ライフサイクルテンプレートのインポート
ライフサイクルテンプレートをインポートする際には次の規則が適用されます。
新しいリリースの Windchill から古いリリースにライフサイクルテンプレートをインポートすることはできません。
新しいリリースの Windchill にライフサイクルをインポートできるかどうかはプロパティ wt.ixb.import.allowCrossReleaseImport によって決まります。
1 つまたは複数の XML ファイルを含む JAR ファイルまたは ZIP ファイルをインポートすると、1 つまたは複数のライフサイクルテンプレートが作成されます (XML ファイルで定義されているテンプレートの数によって異なります)。
次のファイルによって XML のレイアウトが決まります。
<Windchill>/loadXMLfiles/standard<リリース名>.dtd
ここで、<リリース名>Windchill のバージョンです。
このファイルには、インポートおよびエクスポート機能がサポートする、すべてのオブジェクトに対する XML タグが含まれています。詳細については、XML フォーマットの検証を参照してください。
1. 「ライフサイクルテンプレート」テーブルから、「操作」 > 「インポート」の順に選択します。
2. ライフサイクルテンプレートの XML 定義が含まれている JAR または ZIP ファイルに移動します。
3. 「OK」をクリックします。
致命的でないエラーが発生した場合には、エラーメッセージが表示されます。致命的なエラーの情報に関しては、メソッドサーバーのログを確認してください。
ライフサイクルのインポートのプロパティ
次のプロパティはライフサイクルテンプレートのインポートプロセスに影響します。これらのプロパティは wt.properties ファイルにあります。
その他のプロパティ情報については、Windchill インポートプロパティを参照してください。
名前
wt.lifecycle.IterateOnImport
デフォルト
true
説明
このプロパティでは、ライフサイクルテンプレートのインポート先コンテキストに同じ名前のテンプレートがすでに存在する場合の処理を指定します。
True - インポートされたライフサイクルテンプレートは、新しい作業版数として既存のテンプレートに追加されます。
False - 名前に重複があり、そのライフサイクルをインポートできないことを通知するエラーメッセージが表示されます。
名前
wt.ixb.import.allowCrossReleaseImport
デフォルト
false
説明
このプロパティを使用することで、エクスポートされた JAR または Zip ファイルを Windchill の異なるリリースにインポートできます。
クロスリリースインポートは正式にはサポートされていません。このプロパティはインポート操作の続行を可能にするだけです。インポートが成功しない可能性があります。インポート操作に成功した場合でも、インポートされたデータの整合性は保証されません。
* 
true に設定した場合でも、Windchill の新しいリリースから古いリリースにライフサイクルテンプレートをインポートすることはできません。
名前
wt.ixb.import.default.lifecycleInfo.lifecycleTemplateName
デフォルト
wt.lifecycle.defaultLifeCycle に指定されている値。
説明
このプロパティには、インポートされた XML ファイルでライフサイクルテンプレート名が適切に指定されていない場合に使用する名前を指定します。
* 
プロパティ wt.lifecycle.defaultLifeCycle のデフォルト値は Default です。
名前
wt.ixb.import.default.lifecycleInfo.lifecycleState
デフォルト
INWORK
説明
このプロパティには、インポートされた XML ファイルでライフサイクルテンプレート状態が適切に指定されていない場合に使用するデフォルトの状態を指定します。