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Info*Engine グループ
Info*Engine グループを操作するときに使用するシリアル化可能オブジェクトには、グループの作成時に指定した Webject CLASS パラメータおよび GROUP_OUT パラメータの値が保存されています。CLASS パラメータの値は、グループデータのルート要素の要素名を定義するときに使用され、GROUP_OUT パラメータの値は、この要素の NAME 属性として使用されます。たとえば、CLASS パラメータが DemoGrp に設定され、GROUP_OUT パラメータが salesGrp に設定された場合、Info*Engine は以下の XML ドキュメント要素を生成します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<wc:COLLECTION xmlns:wc="http://www.ptc.com/infoengine/1.0">
<DemoGrp NAME="salesGrp" TYPE="Object" STATUS="0">
</DemoGrp>
</wc:COLLECTION>
Webject CLASS パラメータが未定義であるかまたは省略されている場合、Info*Engine は Unknown-Class-Name を要素名として使用します。CLASS パラメータを省略しても、技術的にはエラーにはなりませんが、タスクパラメータには常に CLASS パラメータが含まれている必要があります。CLASS パラメータを省略すると、XML ドキュメントがあいまいになります。たとえば、以下の XML 要素は、employees グループと名前のないグループの 2 つの情報グループを定義します。この例では、名前のないグループが表すデータの内容を理解することは困難です。
<wc:COLLECTION xmlns:wc="http://www.ptc.com/infoengine/1.0">
<Employees NAME="group1" TYPE="Object" STATUS="0"/>
</Employees>
<Unknown-Class-Name NAME="group2" TYPE="Object" STATUS="0"/>
</Unknown-Class-Name>
</wc:COLLECTION>
このグループ要素には、ほかにも TYPE と STATUS の 2 つの属性が含まれています。TYPE 属性は、グループのタイプを示します。データグループについては、この値は常に Object です。STATUS 属性は、このグループの生成の完了ステータスを示します。ステータスがゼロ (0) の場合は、エラーが発生しなかったことを示します。ゼロ以外の値は、データが何らかのエラーのために不完全であることを示します。グループのステータス値をチェックする必要はありませんが、STATUS 属性は下位互換性を保つために残っています。Info*Engine では現在、Webject が要求されたグループを生成できない場合に常に例外が発生します。