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unit
unit タグを使用すると、グループがユニット (unit) として実行されるように一連の Webject、タスク、または Java コードをグループ化できます。ユニット (unit) 内にメインボディを指定します。以下のネストされたタグを定義して、ユニット (unit) の特別な部分のコードを明示的に記述することもできます。
init タグブロックはユニット (unit) の初期化を指定します。init 開始タグと終了タグの間にあるコードがユニット (unit) 内で最初に実行されます。
success タグブロックを使用すると、ユニット (unit) のボディ内のコードが正常に完了した場合にのみ実行されるコードを指定できます。
failure タグブロックを使用すると、ユニット (unit) のボディ内のコードが失敗した場合にのみ実行されるコードを指定できます。複数の failure タグブロックを指定して、特定のエラーに対するエラー処理を指定できます。
ユニット (unit) のメインボディは、unit 開始タグと終了タグの間にあり、ネストされた initsuccess、および failure タグブロックの外側にあるすべての Webject、タスク、および Java コードで構成されます。
ユニット (unit) 内の initsuccess、および failure タグブロックの位置は重要ではありません。ユニット (unit) が実行されると、ユニット (unit) 内の場所に関係なく、init タグブロック内のコードが最初に実行されます。このコードが正常に完了すると、ユニット (unit) のボディ内のコードがユニット (unit) の先頭から、コードに記述されている順に実行されます。ボディが正常に完了すると、success タグブロック内のコードが実行されます。ボディ内のいずれかのコードが失敗すると、そのエラーに対する処理が指定されているかどうかを調べるためにユニット (unit) 内の failure タグが確認されます。発生したエラーに対するエラー処理が指定されている場合は、そのコードが実行されます。
success ブロックで例外が発生した場合は、例外が発生し、そのユニット (unit) は処理されません。ユニット (unit) のボディで例外が発生した場合は、failure タグによって処理されるか (その例外に対して failure タグが定義されている場合)、または一般的な failure タグによって処理されます。ユニット (unit) のボディ内のエラーが failure タグによって検出されない場合、そのエラーは処理されません。
このタグは、ほかの unit タグブロックと、initsuccess、および failure タグブロックにネストできます。
このタグブロックには、1 つの init タグブロック、1 つの success タグブロック、および 1 つまたは複数の failure タグブロックをネストできます。このタグブロックに複数の webjecttaskunit、および parallel タグをネストすることもできます。
initsuccess、および failure タグの詳細については、それぞれのタグに対応するセクションを参照してください。
unitinitsuccess、および failure タグブロックにネストされているスクリプトレットが JSP ページ上で処理される方法は、Info*Engine タスクプロセッサ内で処理される方法と異なります。以下のガイドラインに従って、これらのタグにスクリプトレットをネストできるかどうか判断してください。
スタンドアロンタスクでは、スクリプトレットをタグブロックにネストできます。
JSP ページでは、スクリプトレットをタグブロックにネストしないでください。代わりに、スクリプトレットが含まれているスタンドアロンタスクを作成してください。Info*Engine の task タグを使用して、JSP ページからこれらのタスクを実行できます。
スクリプトレットの詳細については、スクリプトレットを参照してください。
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埋め込み HTML は、JSP の unit タグ内では使用できません。
構文
<ie:unit> . . (webjecttaskinitunitparallelsuccess、および failure タグブロック) .</ie:unit>
以下の例は、ページが Info*Engine の core タグライブラリのタグを使用し、タグに ie プリフィックスを使用することを宣言します。この unit タグの例は、success および failure ブロックとともに Query-Objects Webject が含まれているメインボディをグループ化します。Query-Objects Webject が実行されて正常に完了すると、success ブロックが実行されます。正常に完了しなかった場合は、failure ブロックが実行されます。
<%@ taglib uri="http://www.ptc.com/infoengine/taglib/core"
prefix="ie" %>
<ie:unit>
<ie:webject name="Query-Objects" type="OBJ">
<ie:param name="INSTANCE" data="adapter"/>
<ie:param name="CLASS" data="salesemp"/>
<ie:param name="WHERE" data="()"/>
<ie:param name="GROUP_OUT" data="sales">
</ie:webject>
<ie:success>
<ie:webject name="Display-Table" type="DSP">
<ie:param name="GROUP_IN" data="sales"/>
<ie:param name="ATTRIBUTE" data="ename,phone,title" DELIM=","/>
<ie:param name="HEADER" data="Name,Telephone,Title" DELIM=","/>
</ie:webject>
</ie:success>
<ie:failure>
<ie:webject name="Create-Group" type="GRP">
<ie:param name="ELEMENT" data="FAILURE=query failed"/>
<ie:param name="GROUP_OUT" data="failure"/>
</ie:webject>
<ie:webject name="Display-Table" type="DSP">
<ie:param name="GROUP_IN" data="failure"/>
<ie:param name="ATTRIBUTE" data="FAILURE"/>
</ie:webject>
</ie:failure>
</ie:unit>