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リソースのパブリッシング
製造リソースは、SAP や Oracle Manufacturing などの ERP および MES システムにパブリッシングできます。
以下のリソースをパブリッシングできます。
ツーリング
加工材料
技能
作業拠点 (オペレーションに割り当てられている場合)
リソースは、以下の場合にパブリッシングできます。
事前に定義されたライフサイクル状態に到達した場合。
関連変更通知がパブリッシングされている場合。
「配布ターゲットに送信」操作を使用して、ユーザーが手動でパブリッシングした場合。
Windchill MPMLink では、リソース構造に独自の構造とプロセス計画を設定して、リソースの構築方法を定義できます。Windchill ESI がある場合、これらのリソース構造をパブリッシングできます。Windchill ESI でパブリッシングすると、プロセス計画に応答内のリソースの構造が含まれます。ESI 応答では、Windchill で作成されたリソース構造の任意のタイプをパブリッシングできます。デフォルトで、次のタイプのリソースについて、SAP および ERP システムでリソースの生産 BOM を作成できます。
MPMProcessMaterial
MPMTooling
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これらのリソースは、ミドルウェアで PRT タイプの材料にマッピングする必要があります。詳細については、部品表を参照してください。
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作業拠点をパブリッシングするには、その作業拠点が実運用システム内に存在している必要があります。
処理リソースは、それらの割当先のオペレーションに基づいてパブリッシングされます。
SAP の処理リソースは、オペレーションに割り当てられた PRT 割当としてパブリッシングされます。
Oracle Manufacturing の処理リソースは、「Principle Flag」フィールドがクリアされた状態で、リンクされたリソースとしてパブリッシングされます。
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処理リソースをパブリッシングするには、その処理リソースが Oracle Manufacturing システム内に存在している必要があります。技能をパブリッシングするには、その技能が SAP システム内に存在している必要があります。
共通エンタープライズデータ
共通属性のパブリッシングです。
「共通エンタープライズデータ情報をパブリッシング」プリファレンスを有効にしている場合は、共通エンタープライズデータの属性が応答内のリソースにパブリッシングされます。これらの共通属性は、必要に応じて適切なマスターデータ属性にマッピングできます。
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このプリファレンスを有効にしている場合、Windchill からのバージョン情報の取得元は、リソースではなく関連付けられているエンタープライズデータになります。
部品のプラント固有属性
部品のプラント固有属性は、Windchill MPMLink のビュー固有機能を使用してパブリッシングできます。プラント固有属性をパブリッシングするには、以下のようにします。
「ESI」 > 「設定」 > 「Windchill MPMLink」 > 「リソース」カテゴリで、「ビュー特有のエンタープライズデータ情報をパブリッシング」プリファレンスが「はい」に設定されていることを確認します。
Windchill MPMLink でプラントそれぞれに対応する固有ビューを定義します。
対応するビュー属性タブで、プラント固有属性を定義します。
Windchill ESI を使用して部品をパブリッシングします。
Windchill ESI は部品のプラント固有属性を Windchill MPMLink から取得して、その情報を配布ターゲットの該当する組織に送信します。
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プラント固有属性またはビュー固有エンタープライズデータをパブリッシングする場合は、「保存済みフィルタ」を以下の場所から使用します。
「配布ターゲットに送信」操作、「材料を配布ターゲットに送信」操作、「プロモーションリクエスト」操作、または「状態を設定」操作を使用してパブリッシングする場合は、配布ターゲットの「BOM 設定」
プロセス計画を使用してパブリッシングする場合は、配布ターゲットの「プロセス計画の設定」
変更通知を使用してパブリッシングする場合は、配布ターゲットの「変更通知の設定」
リソース構造をパブリッシングする場合は、配布ターゲットの「リソースの設定」
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リソースの定義式をパブリッシングできます。詳細については、関連付けられた割当済み定義式のパブリッシングについてを参照してください。