METHOD 要素を使用した Java マッピング
ユーザー設定ファイルの <mappingRules> 要素内のマッピング規則で、Java プログラムを起動できます。METHOD 要素は、2 つのサブ要素 <tag> および <value> に加え、必須のサブ要素 <class> を持ちます。サブ要素 <tag> および <value> は、Java プログラムがマッピングを実行する XML ソースファイルの要素を識別します。サブ要素 <class> は、Java クラス名を定義します。このクラスには、以下の仕様のメソッドが含まれている必要があります。
static public String mapElement (String path, String tag, String
oldValue, IxbElement oldXmlFile) throws WTException;
このメソッドは、ソース XML ファイルの指定要素に対する新規の値を取得するために呼び出されます。これは、戻り値として新規の値を返すか、または次に示す 2 つの特別な値のいずれかを返します。
wt.ixb.tuner.Tuner. S_IGNORE;
wt.ixb.tuner.Tuner. S_IGNORE_PARENT;
戻り値 S_IGNORE は、IGNORE 要素と同様に、この要素が結果 XML ファイルから除外されることを意味します。戻り値 S_IGNORE_PARENT は、IGNORE_PARENT 要素と同様に、この要素の親が結果 XML ファイルから除外されることを意味します。
以下の例は、番号属性の値をマッピングする Java プログラムを適用する構文を示しています。この例では、パッケージ wt.ixb およびクラス MapByJava を使用します。
<METHOD>
<tag> number</tag>
<value>*</value>
<class>wt.ixb.MapByJava</class>
<METHOD>