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生産オーダーマネージャの使用 - 例
Operator Advisor によって使用される生産オーダーマネージャは、起動ポイントコンフィギュレーション Thing (PTC.Factory.C_LaunchPointConfigurationThing_[リリースバージョン]) の「コンフィギュレーション」ページで指定されます。デフォルト生産オーダーマネージャ Thing (PTC.SCA.SCO.DefaultProductionOrderManager) はジョブオーダーマネージャ Thing Template (PTC.SCA.SCO.JobOrderManagerThingTemplate) を継承します。ジョブオーダーマネージャ Thing Template にはデータベース操作に必要な機能が含まれており、オブジェクトモデルに関連するサービスを管理するすべての Thing Shape が実装されています。これらのサービスにより、データベースおよびオブジェクトモデルの作成、取得、更新、削除サービスを使用して、ユーザーは設定済みのデータベースと対話できます。
次の例は、デフォルトの生産オーダーマネージャ Thing (PTC.SCA.SCO.DefaultProductionOrderManager) の「サービス」で検出されたサービスを使用して、ジョブオーダーがどのように作成、読み込み、更新、および削除できるかを示しています。
以下のステップは、「CreateTables」サービスがすでに実行されていることを前提としています。
CreateJobOrders
「CreateJobOrders」サービスを使用して、「JobOrders」入力パラメータテーブルに追加することで複数のジョブオーダーを作成できます。各ジョブオーダーに必要なフィールドはいくつでも入力できます。
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ジョブオーダー (または、Operator Advisor データモデルの一部である任意のオブジェクト) を作成する場合、UID 値はシステムにより自動生成されます。「UID」フィールドにどのような値を入力しても無視されます。
「CreateJobOrders」サービスを実行すると、作成されてデータベースに追加されたエンティティとその UID のリストが返されます。
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SQL Server データベースでは、作成サービスと更新サービスは作成されたエンティティの UID のみを返します。
GetJobOrder と GetJobOrders
「GetJobOrder」サービスを使用して、作成された個々のジョブオーダーを表示用に取得できます。UID として 1 を指定すると、前のセクションで作成されたジョブオーダーが返されます。
または、「GetJobOrders」サービスを使用して、データベース内のすべてのジョブオーダーとその UID を取得することもできます。オフセットや上限によるフィルタを適用することで、返される結果のリストを絞り込むことができます。
UpdateJobOrders
「UpdateJobOrders」サービスを使用してジョブオーダーを更新できます。更新するジョブオーダーの UID を入力してから、更新するフィールドに新しい値を入力します。その他のフィールドは空白のままにします。「JobOrders」入力パラメータテーブルに追加することで、複数のジョブオーダーを更新できます。
このサービスを実行しても、更新されたジョブオーダーのリストは返されません。更新されたサービスを確認するには、「GetJobOrders」サービスを使用するか、「GetJobOrder」サービスとともに UID を 1 つ指定します。
DeleteJobOrder
「DeleteJobOrder」サービスを使用し、削除するジョブオーダーの UID を指定することで、以前に作成したジョブオーダーを削除できます。
削除された (存在しない) ジョブオーダーを読み込もうとした場合、結果テーブルは空になります。