Windchill カスタム属性のサポート
既成の Operator Advisor 変換プロセスの一部として、インポートされることはない Windchill から値をインポートするには、追加のコンフィギュレーションが必要です。これらの値は、Operator Advisor データモデルにまだマッピングされていない Windchill 属性、またはソフト属性としても知られているカスタム Windchill 属性からインポートできます。
次の例では、Windchill MPMLink オペレーションで文字列データ型のカスタム属性である、MyCustomAttribute の値をインポートします。
1. REST 呼び出しで属性値が返されていることを検証します。MPMLink OData コネクタ Thing (PTC.SCA.SCO.MPMLink_ODataConnector) を使用するか、または REST クライアントで直接に、Windchill MPMLink REST サービスに対して次のコマンドを実行して、MyCustomAttribute が返されていることを検証します。
GET /servlet/odata/MfgProcMgmt/Operations('ID')
この例では、MyCustomField と呼ばれる PTC.SCA.SCO.WorkDefinition_AP データシェイプで、MyCustomAttribute から新しい文字列データ型フィールドに値を追加しています。
3. 対応するデータベーステーブルを更新して、新しい列を追加します。この例では、次の入力パラメータを使用して、お使いのシステムに設定されたデータベース Thing で、「AddColumn」サービスを実行します。
◦ 「dataShapeName」 — WorkDefinition_AP
◦ fieldName - MyCustomField
4. メインデータシェイプに関連する「取得」サービスを実行することで、新しいフィールド用の列がデータベースで使用できることを検証します。この例では、PTC.SCA.SCO.DefaultProductionOrderManager Thing から「GetWorkDefinition」サービスを実行して、結果に MyCustomfield 列が含まれていることを検証します。
5. MPMLink 作業定義コンバータ (PTC.SCA.SCO.MPMLinkWorkDefinitionConverter) で、「TranslateODataBOPToWDJson」サービスをオーバーライドします。extractWorkDefinition メソッドを見つけて、新しいプロパティを wd オブジェクトに追加します。この例では、wd オブジェクトに次を追加します。
"MyCustomField": op_holder["MyCustomAttribute"],
これで、プロセス計画情報を Windchill MPMLink から取得し、Operator Advisor 作業定義および関連情報に変換するときに、Windchill MPMLink オペレーションの MyCustomAttribute プロパティの値が含まるようになります。