設備へのジョブオーダーのリンク
設備へのジョブオーダーのリンク
ジョブオーダーは、ジョブオーダー処理リソース要件を使用してリソース (処理リソースまたは処理リソースクラス) にリンクされます。ここでは、"設備" とは ThingWorx で定義されているすべての Thing を意味し、これにはアセットや製造ラインなどがあります。
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このセクションに記載されているすべてのサービスは、デフォルトの生産オーダーマネージャ Thing (PTC.SCA.SCO.DefaultProductionOrderManager) から実行されます。
1. ジョブオーダーを作成します。
ジョブオーダーは、「CreateJobOrders」サービスを使用して作成されます。このサービスの入力テーブルは、PTC.SCA.SCO.JobOrder データシェイプに基づいています。
2. リソースを作成します。
リソース (処理リソースまたは処理リソースクラス) は、「CreateProcessingResources」または「CreateProcessingResourceClasses」サービスを使用して作成されます。これらのサービスの入力テーブルは、それぞれ PTC.SCA.SCO.ProcessingResource および PTC.SCA.SCO.ProcessingResourceClass データシェイプに基づいています。リソースは、Windchill システムまたはその他の製造システムから読み込むこともできます。
リソースによって表される Thing が ThingWorx にすでに存在する場合は、入力テーブルの「Thing」フィールドに Thing 名を入力します。
3. ジョブオーダー処理リソース要件を作成します。
ジョブオーダー処理リソース要件は、ジョブオーダーをリソースにリンクするために使用されます。ジョブオーダーは、複数のリソースにリンクできます。
「CreateJobOrderProcessingResourceRequirements」サービスを使用して、ジョブオーダー処理リソース要件を作成します。このサービスの入力テーブルは、PTC.SCA.SCO.JobOrderProcessingResourceRequirement データシェイプに基づいています。必要に応じて、ジョブオーダーの UID を「JobOrderUID」として指定し、リソースの UID を「ProcessingResourceUID」または「ProcessingResourceClassUID」として指定します。ジョブオーダー処理リソース要件を作成するには、ジョブオーダーとリソースの UID が Operator Advisor データベースにすでに存在してなければなりません。
4. 設備を表す Thing を作成します。
Operator Advisor の設備は、ThingWorx Composer で作成された ThingWorx の Thing として表すことができます。Thing により、接続されているマシンとツールからのデータのバインドと、リアルタイムライブデータの記録がサポートされます。Thing を作成するには、少なくとも名前と Thing Template を指定しなければなりません。指定されている Thing Template、または Asset Advisor で使用するために作成したカスタム設備タイプ Thing Template を使用して、ThingWorx Apps で Thing を作成することをお勧めします。ThingWorx Apps の詳細については、 ThingWorx Apps ヘルプセンターを参照してください。 ここから利用できます。カスタム設備タイプの作成の詳細については、ThingWorx Apps ヘルプセンターの カスタム設備タイプと構造の作成を参照してください。
5. リソースを Thing に関連付けます。
関連する Thing への参照を設定せずにリソース (処理リソースまたは処理リソースクラス) を作成する場合は、「UpdateProcessingResources」または「UpdateProcessingResourceClasses」サービスを使用して、リソースを Thing に関連付けます。「UID」フィールドでは、リソースの UID を指定します。「Thing」フィールドでは、Thing の名前を指定します。これらのサービスの入力テーブルは、それぞれ PTC.SCA.SCO.ProcessingResource および PTC.SCA.SCO.ProcessingResourceClass データシェイプに基づいています。