バージョン 8.4.1 リリースノート

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バージョン 8.4.1 リリースノート

ThingWorx 8.4.1 には、次の機能強化、バグの修正、既知の問題と制約事項、および有効期間の終了に関する情報が含まれています。

機能強化
プラットフォーム
Active Directory ユーザーエクスペリエンスを向上させるための機能強化 • 指定された Active Directory グループ名を検証する IsValidGroup サービスが追加されました。(TW-34654) • ThingWorx から Active Directory への接続をテストできる、TestConnection サービスと「検証」ボタンが追加されました。(TW-47661) • 「動的ユーザーのログイン」が有効になっているときに使用する、コンフィギュレーションテーブルのフィールドの表示のアスペクト、管理プリンシパル名/パスワードが追加されました。(TW-48639) • インポート検証の機能強化。(TW-32198) • Active Directory グループの検索時に使用される資格証明を取得するための GetDomainGroups および IsValidGroup サービスが更新されました。(TW-48632) • ThingWorx グループに明示的にマッピングされていない、ネストされた Active Directory グループを使用する機能が追加されました。(TW-40762) • サービスアカウントを設定することなく ThingWorx に対して認証する機能が追加されました。動的ユーザーのログインを使用すると、ユーザーは、Active Directory にバインドされたユーザー名とパスワードを使用してログインできます。(TW-33857) • Active Directory 属性を UserExtension プロパティコンフィギュレーションテーブルの ThingWorx プロパティにマッピングするときに選択する、ThingWorx プロパティ名のドロップダウンリストが追加されました。(TW-44988) • ThingWorx ユーザーグループのサーチドロップダウンを追加することにより、グループマッピングが改善されました。Active Directory グループを入力した後、ドロップダウンリストから選択するか、ThingWorx ユーザーグループをサーチできます。(TW-47924)

ThingWorx Flow
• ThingWorx Flow により、企業のシステムやデバイスに簡単かつ迅速に接続し、ビジネスプロセスをサポートするこれらのシステムやデバイスの間における情報の流れを編成できます。 • ThingWorx Flow によって、プログラミングなしでワークフローを簡単に作成および修正できるようになるため、システムとデバイスを接続するために必要な時間と労力が削減されます。ThingWorx Flow は、オンプレミスで展開することも、PTC によって管理された Azure クラウドインスタンスを使用してホストすることもできます。詳細については、ThingWorx ヘルプセンターの ThingWorx Flowのセクションを参照してください。
フローサービスのエクスポートとインポート Composer 内でエンティティをエクスポートおよびインポートする際にワークフローサービスを含めるためのサポートが追加されました。ワークフローで使用される承認と接続に機密情報が含まれているため、これらはエクスポートされません。代わりに、承認と接続に対し、Gmail などのプロバイダと名前のみがエクスポートされます。一致する承認または接続がインポート後に見つかった場合、関係が再確立されます。見つからない場合、承認と接続は資格証明なしで作成され、インポート後に手動で追加する必要があります。

バグの修正

プラットフォーム

関連する JIRA

• ブログ、Wiki、HTML テキスト領域のウィジェット、およびリストとグリッドの HTML レンダラーに対し、セキュリティが強化されました。これらの更新により、新しいコンフィギュレーション可能な Google からの Caja ライブラリが作成され、これらのウィジェットとレンダラーで使用できる HTML エレメントと属性のホワイトリストを指定できます。 https://code.google.com/archive/p/google-caja/wikis/CajaWhitelists または選択ウィジェットのホワイトリストでホワイトリストを参照してください。

HTML、BODY、LINK、STYLE、FORM など、多くの共通エレメントが使用できなくなりました。使用可能なエレメントについては、上記のリンクを参照してください。

• マッシュアップ内の以下の JavaScript の場所の関数を使用できるように、定義式およびバリデータ関数のホワイトリストが追加されました。

◦ location.reload ページを再ロードします。

◦ location.hostname サーバー名または IP アドレスを返します。

◦ location.port サーバーの HTTP ポートを返します。

◦ location.host サーバー名と HTTP ポートをともに返します (例: : localhost:8080)。

◦ location.protocol 接続プロトコル (HTTP または HTTPS) を返します。

TW-54460

• リストおよび日付ピッカーウィジェットで AutoSelectFirstRow プロパティが正しく機能しない問題が修正されました。

TW-54293

• ドロップダウンリストが左側ではなく中央揃えになっていた問題が修正されました。

TW-54292

• ボタンウィジェットでカスタム CSS が正しく機能しない問題が修正されました。

TW-54291

• GetProperties サービスの AutomaticallyUpdateWhenAble プロパティが正しく機能しない問題が修正されました。

TW-54283

• Web コンポーネントウィジェットがランタイムに表示されない問題が修正されました。

TW-53915

• コピーと貼り付けが Mashup Builder で正しく機能しない問題が修正されました。

TW-53891

• フレキシブルコンテナのテーマのサポートが追加されました。

TW-53487

• 自動再表示ウィジェットで、オン状態とオフ状態で矛盾する間隔が生じていた問題が修正されました。

TW-53392

• カレンダーアイコンが正しく中央揃えされない、日時ピッカー Web コンポーネントの問題が修正されました。

TW-53391

• フレキシブルコンテナのサイズが正しく設定されない問題が修正されました。

TW-53330

• イベントまたはプロパティが Mashup Builder でドラッグされたときに、データパネルのアイコンが表示されない問題が修正されました。

TW-53317

• アドバンスグリッドのチェックボックス列を選択できない問題が修正されました。

TW-53316

• パラメータがサービスに追加されたときに、重複する関数が表示される問題が修正されました。

TW-53221

• ルートマッシュアップのフレキシブルコンテナを削除できない問題が修正されました。

TW-53168

• サービスがすでに存在しない場合にエラーが表示されない問題が修正されました。

TW-53153

• タグクラウドウィジェットで、テーマをリンクに適用できない問題が修正されました。

TW-53139

• スクロールバーがある場合に、コンテナに追加されたウィジェットがフレキシブルコンテナで重複する問題が修正されました。

TW-53111

• 「エンティティをエクスポート」メニューオプションで誤ったダイアログが表示される問題が修正されました。

TW-53084

• フィールドセットウィジェットで、下線がヘッダーに適用されない問題が修正されました。

TW-53063

• フィールドセットウィジェットで、デザインタイムおよびランタイムに背景の高さが変化する問題が修正されました。

TW-53062

• ドラッグ可能な UI エレメントにイベントアイコンが表示されない問題が修正されました。

TW-53026

• 最小化された状態で、データパネルが接続と同期しなくなる問題が修正されました。

TW-52945

• 「接続」ウィンドウにアイコンが表示されない問題が修正されました。

TW-52940

• マスターに含まれているマッシュアップページアイコンが中央揃えになっていた問題が修正されました。

TW-52937

• IE 11 で、「関数」パネルが空白のままになっていた問題が修正されました。

TW-52927

• 折りたたみパネルが、フレキシブルマッシュアップ内のほかのウィジェットと重なり合う問題が修正されました。

TW-52900

• 再ロードボタンを選択したときに、ランタイムにテーマの変更が反映されない問題が修正されました。

TW-52865

• HTML テキスト領域ウィジェットにおいて、フレキシブルマッシュアップでウィジェットの背後で背景色パネルが開く問題が修正されました。

TW-52862

• スタイル定義ピッカーが IE11 で中央揃えに表示されていた問題が修正されました。

TW-52849

• 値表示ウィジェットで、BackgroundFill プロパティが正しく動作しない問題が修正されました。

TW-52765

• ウィジェットまたは関数を選択解除できない問題が修正されました。

TW-52622

• コレクションウィジェットで、新しいサーチを実行した後、垂直方向のスクロールバーの位置がリセットされない問題が修正されました。

TW-52613

• ナビゲーションウィジェットで、ウィジェットを右クリックした後にコンテンツメニューが表示されない問題が修正されました。

TW-52537

• 関数パラメータのツールヒントを更新しました。

TW-52535

• データパネルにサービスがない場合にデータプロパティパネルに 2 つのアイコンが表示される問題が修正されました。

TW-52515

• グリッド列でスタイルの矛盾が発生する問題が修正されました。

TW-52514

• 新しく追加されたマッシュアップパラメータで、これらのパラメータを表示するために再表示する必要がある問題が修正されました。

TW-52513

• 「セッション」タブと「ユーザー」タブにカーソルを合わせたときに、ポップアップウィンドウのスタイルが変更される問題が修正されました。

TW-52512

• 「新規定義式」ダイアログボックスのテキストボックスが正しく整列されない問題が修正されました。

TW-52502

• 定義式とバリデータが、名前またはパラメータなしで作成される問題が修正されました。

TW-51806

• マッシュアップパネルエクスプローラでの長い名前のサポートが追加されました。

TW-50749

• デフォルトのマッシュアップパラメータが組み込みマッシュアップの外部に公開されない問題が修正されました。

TW-42451

• エンティティピッカーウィジェットで、プロジェクトエンティティのアイコンが表示されない問題が修正されました。

TW-41010

• データタグレンダラーで、値をレンダリングできない問題が修正されました。

TW-29666

• ブラウザ間における、モーダルポップアップの動作に一貫性がない問題が修正されました。

TW-26492

• カスタム CSS でパネルが正しく表示されない問題が修正されました。

TW-54389

• リストのコンボボックスアイテムで複数選択ができない問題が修正されました。

TW-53054

• 折りたたまれたパネルツールバーの間隔とパディングの問題が修正されました。

TW-52655

• コンボボックス内の複数選択で、選択済みの値が表示されない問題が修正されました。

TW-47237

• REST ベースタイプを入力および出力として許可するイベントルータウィジェットのサポートが追加されました。

TW-39286

• スライダーと垂直スライダーウィジェットに Disabled プロパティを追加しました。

TW-36572

• ファイルアップロードウィジェットを使用した複数のファイルアップロードのサポートが追加されました。

TW-35373

• ウィジェットで、ActiveX 制御が IE で初期化されない問題が修正されました。

TW-54461

• 自動再表示ウィジェットの RefreshInterval プロパティに対するバインドサポートが追加されました。

TW-52523

• タブに長い名前が付いている場合、タブウィジェット Web コンポーネントでタブ間の切り替えができない問題が修正されました。

TW-53220

既知の問題と制約事項

ThingWorx 8.4.1 には次の既知の問題と制約事項が存在します。

既知の問題と制約事項
ThingWorx Flow
ThingWorx ヘルプセンターからの ThingWorx Flow 暗号化キーの入れ替えの手順に従って、オンプレミス展開での手順のステップ 2 で npm link コマンドを実行すると、tw-security-common-nodejs モジュール内の npm ライブラリのいずれかにセキュリティの脆弱性があることを示す警告メッセージが表示されます。この問題は handlebars ライブラリに固有のものであり、tw-security-common-nodejs モジュールの単体テストでのみ使用され、モジュールの実際のコードでは使用されません。このため、この脆弱性はモジュールまたは ThingWorx Flow で不正利用することができないため、無視しても問題ありません。このライブラリは、今後のリリースではインストールから除去されます。	TW-55100
ThingWorx の「インフォテーブルを定義」操作では、ネストされたインフォテーブルをサポートしていません。	TW-52039
「FTP」ユーティリティの「ファイルをダウンロード」操作によって、ダウンロードファイルのパスが出力されません。ファイルパスを「ファイルをダウンロード」操作から別の操作にマッピングしようとした場合、このファイルパスは機能しません。次善策として、ファイルパスを直接マッピングするのではなく、ダウンロードファイル名を使用します。	TW-54972