ID によってエンティティを取得
オブジェクト識別子のリストに基づいてエンティティの詳細を取得するには、「ID によってエンティティを取得」操作を使用します。Windchill オブジェクト識別子は、Windchill トリガー、またはその出力スキーマでオブジェクト ID を提供するその他の Windchill 操作から取得できます。
ワークフローで「ID によってエンティティを取得」操作を使用するには、次の手順を完了します。
1. 「Windchill」の下の「ID によってエンティティを取得」操作をキャンバスにドラッグし、この操作にマウスポインタを合わせて をクリックするか、この操作をダブルクリックします。「ID によってエンティティを取得」ウィンドウが開きます。
2. 必要に応じて、「ラベル」を編集します。デフォルトでは、ラベル名は操作名と同じです。
3. 認証スキームを追加するには、 Windchill の承認を参照してください。デフォルトでは、「基本」が選択されています。Windchill の認証スキームを事前に追加している場合、リストから選択します。
4. 「エンティティタイプ」リストで、適切なエンティティタイプを選択します。
5. 「識別子のリスト」フィールドで、オブジェクト ID を OR:Type:ID などの Windchill OID フォーマットでコンマで区切って入力します。ここで、Type は Windchill エンティティタイプの内部名です。
例: OR:wt.part.WTPart:646192OR:wt.part.WTPart:601234
以前の操作から識別子のリストをマッピングできます。
6. 「プロパティを選択」グループで、「追加」をクリックし、次の操作を行います。
a. 「プロパティ」フィールドで、選択したエンティティタイプに対して取得するプロパティを選択します。
複数のプロパティを追加するには、「追加」をクリックします。または、 をクリックして、追加した任意のプロパティを削除します。
デフォルトでは、選択したエンティティのすべてのプロパティが取得されます。
7. 「関連アイテムを追加」グループで、「追加」をクリックし、次の操作を行います。
a. 「関連アイテム」フィールドで、選択したエンティティタイプに対して取得するエンティティの関連アイテムを選択します。
複数の関連アイテムを追加するには、「追加」をクリックします。または、 をクリックして、追加した任意の関連アイテムを削除します。
デフォルトでは、選択したエンティティの関連アイテムは取得されません。
8. 「完了」をクリックします。
出力スキーマ
「ID によってエンティティを取得」操作の出力スキーマは、動的スキーマです。これは、選択したエンティティタイプのプロパティと、クエリーされたすべてのエンティティタイプの識別子リストを含むオブジェクトから成る配列を返します。
次の図にデフォルトの出力スキーマを示します。
「エンティティタイプ」CADDocuments を選択した場合、出力スキーマは次の図のようになります。
「エンティティタイプ」CADDocuments を選択し、「プロパティ」AuthoringApplication に設定した場合、出力スキーマは次の図のようになります。
「エンティティタイプ」CADDocuments を選択し、「プロパティ」AuthoringApplication に設定し、「関連アイテム」Versions に設定した場合、出力スキーマは次の図のようになります。