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例: ThingWorx アラート管理ワークフロー
このワークフローには、発電機のアラートが発生し、サービスケースが作成され、サービスプロバイダに SMS が送信されるサービスユースケースが示されています。
• 発電機のアラートが発生すると、このワークフローが自動的にトリガーされます。
• アラートが発生した発電機 Thing インスタンスから、発電機のプロパティ (fuel level、engine temperature、model number、serial number、location) が取得されます。
• 燃料切れアラートイベントが発生すると Trello で給油サービスケースが作成され、サービスケースと場所が記載された電子メールがサービスプロバイダに送信されます。
• エンジン高温アラートブランチが発生すると Trello で緊急サービスケースが作成され、損傷を防止するために発電機をシャットダウンするよう指示する SMS テキストがオペレータに送信されます。このテキストには model、serial number、engine temp、map location リンクが含まれています。
Thing Template とアラートの作成
1. ThingWorx Composer で、「GenericThing」 Thing Template に基づいて、次の図に示すプロパティを含む独自の「Thing Template」を作成します。
2. 次の図に示すように、「アラート」を作成します。
3. 手順 1 で作成した Thing Template に基づいて、Thing を作成します。
4. ワークフローエディタで、次の図に示すように、ThingWorxAlertsManagement を作成します。
5. をクリックし、次に をクリックするか をダブルクリックして、「ThingWorx」トリガーをサーチします。
6. ThingWorx インスタンスに接続するように、「ThingWorx」トリガーを設定します。
詳細については、 ThingWorx トリガーを参照してください。
7. 「ソースエンティティ」リストで、手順 3 で作成した Thing を選択します。
8. 「イベント」リストで、「AnyAlert」を選択します。
9. 「保存」をクリックします。
ThingWorx 操作の追加
1. 「ThingWorx」の下の「Thing のプロパティを取得」操作をキャンバスにドラッグし、この操作にマウスポインタを合わせて をクリックするか、この操作をダブルクリックします。
2. 次の図に従って操作を設定し、「完了」をクリックします。
Trello 操作の追加
1. 「Trello」の下の「カードを追加」操作をキャンバスにドラッグし、この操作にマウスポインタを合わせて をクリックするか、この操作をダブルクリックします。
2. Trello アカウントに接続するように、「カードを追加」操作を設定します。
3. 「Thing のプロパティを取得」操作の SerialNumber 出力を、「カード名」フィールドにマッピングします。
4. Trello アカウントから適切な「ボード ID」および「リスト ID」を選択します。
5. 「完了」をクリックします。
6. 別の Trello の「カードを追加」操作をキャンバスにドラッグし、次の図に従って操作を設定し、「完了」をクリックします。
Office 365 操作の追加
1. 「Office 365」の下の「電子メールを送信」操作をキャンバスにドラッグし、この操作にマウスポインタを合わせて をクリックするか、この操作をダブルクリックします。
2. Office 365 アカウントに接続するように、「電子メールを送信」操作を設定します。
3. 次の図に従って操作を設定し、「完了」をクリックします。
Twilio 操作の追加
1. 「Twilio」の下の「SMS を送信」操作をキャンバスにドラッグし、この操作にマウスポインタを合わせて をクリックするか、この操作をダブルクリックします。
2. Twilio アカウントに接続するように、「SMS を送信」操作を設定します。
3. 次の図に従って操作を設定し、「完了」をクリックします。
操作の接続と条件の設定
1. 次の図に示すように、すべての操作を接続し、「保存」をクリックします。
2. 次の条件行をクリックし、 をクリックします。
3. 次の図に示すように条件を設定し、「完了」をクリックします。
4. 次の条件行をクリックし、 をクリックします。
5. 次の図に示すように条件を設定し、「完了」をクリックします。
トリガーされたフローの確認
1. ThingWorx Composer で、EngineTemperature プロパティの値を 300 に更新します。
2. 次の図に示すようにフローがトリガーされ、Trello でエンジン高温アラートブランチについての緊急サービスケースが作成され、オペレータに SMS が送信されることを確認します。
以下に示すようなテキストメッセージがオペレータの電話で受信されます。