有効性を取得
部品表 (BOM) アイテムなどのオブジェクトを特定の変更番号を使用して初めて処理した場合、変更状態などの新規の処理ステータスが生成されます。これらの変更は時間関連の有効性を持ちます。つまり、変更状態の有効性は、その変更状態の有効開始日から次の変更状態の有効開始日直前まで維持されます。
この操作は、変更状態の有効性をシリアル番号や顧客などのその他の基準に依存させるときに使用します。
この操作では以下の BAPI が使用されています。
「有効性を取得」操作の使用
ワークフローでこの操作を使用するには、ThingWorx Flow にこれを接続します。フローを作成するには、次の手順に従います。
1. 「SAP」コネクタの下の「有効性を取得」操作をキャンバスにドラッグし、この操作にマウスポインタを合わせて をクリックするか、この操作をダブルクリックします。「有効性を取得」操作ウィンドウが開きます。
2. 必要に応じて、ラベル名を編集します。デフォルトでは、ラベル名は操作名と同じです。
3. 接続を追加するには、「SAP コネクタ」のトピックの SAP 接続の追加のセクションを参照してください。
4. 「品目 ID」フィールドに、品目 ID をサーチするときの文字を 3 文字以上入力します。
5. 入力した品目 ID に対して使用可能なプラントを選択して、プラントのどこで BOM が使用されるかを調べます。
入力した品目 ID の任意のプラントから有効性を取得するには、「任意」を選択します。
6. その品目が使用される部品表を選択します。
「任意」のプラントを選択した場合、BOM [plant] というフォーマットでプラント情報が表示されます。有効性を取得しなければならないプラントの「部品表」を選択します。
7. 「完了」をクリックします。
出力スキーマ
「有効性を取得」操作は静的出力スキーマを返します。以下の図に示すサンプル出力スキーマを参照してください。