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ThingWorx Flow 8.5 での既存の操作の継承またはコピー
操作の継承
既存の操作を継承した場合、その操作の入力と出力を微調整できます。ただし、操作のコードやロジックを修正することはできません。
次のビデオでは、「ファイル」コネクタの「ファイルを書き込み」操作に対する「継承」操作について説明しています。
操作のコピー
既存の操作をコピーした場合、その操作の入力と出力を微調整できます。操作のコードやロジックを修正できます。
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デフォルトでは、「コピー」操作は次のコネクタではサポートされていません: AzureDynamics 365 CRMExcel OnlineFTPIntegrity Lifecycle ManagerODataFactoryTalk MOMSAPSOAPSQL コネクタSwaggerThingWorxTwilioWindchillZendesk
settings.json ファイルを修正して、既成の ThingWorx Flow コネクタに対する「コピー」操作を禁止できます。詳細については、 カスタム操作のための settings.json ファイルの修正を参照してください。
次のビデオでは、「OneDrive」コネクタの「フォルダを作成」操作に対する「コピー」操作について説明しています。
コードの違い - 継承とコピー
次の表に、「Box」コネクタの「ファイルを削除」操作を継承した場合とコピーした場合でのコードの主な違いを示します。
操作の継承
操作のコピー
inheritedConnector セクションで、ptc-box-connector モジュールが継承されています。このモジュールには、操作を実行するために必要なすべてのコード成果物が含まれています。
この操作では request モジュールが使用され、このモジュールはコードによって呼び出されます。
this.execute セクションは ptc-box-connector モジュールの下にある box-file-delete 操作を参照します。v2 は操作のバージョンを指定しています。要件に従って入力と出力を処理する独自のコードを記述し、継承された呼び出しの前後にその他のビジネスロジックを追加できます。
this.execute セクションは操作の完全なコードロジックを提供します。要件に従ってこのロジックを修正できます。
this.inputthis.output、および this.localization セクションの下のコードは同じです。