使用されるクラス
以下のセクションでは、Edge デバイス認証システムの開発に使用されるクラス、およびセキュリティ要求を Edge デバイスに追加するために使用されるクラスについて要約します。
Edge デバイス認証拡張クラス
Edge デバイス認証システムの拡張機能の開発には、以下の ThingWorx Platform API クラスが使用されます。
SecurityClaimsAuthenticator - 以下のメソッドを使用して、認証システム拡張機能に組み込まれるカスタマイズされた機能を実装するために使用されるクラス。
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SecurityClaimsAuthenticator は、HTTP リクエストを処理するためのものではなく、使用されると例外をスローします。
matchesAuthRequest - Edge デバイスによって提供されるセキュリティ要求を、認証システム拡張機能によって処理するかどうかを判別するために使用されるメソッド。
正しい一致がある場合は true を返し、そうでなければ false を返します。
authenticate - ThingWorx Platform を使用して認証のために Edge デバイスによって提供される、セキュリティ要求の検証方法を決定するために使用されるメソッド。
認証された接続に使用可能なアクセス許可の定義に使用される、有効な ThingWorx ユーザー ID を返します。
SecurityClaims -ThingWorx Platform への接続のセキュリティ設定を管理するために使用されるクラス。このクラスは、Edge デバイスによって指定されるキー/値の資格証明のマップを囲むラッパーとして機能します。認証システム拡張機能の場合、SecurityClaimsSecurityClaimsAuthenticator メソッドに資格証明を渡すために使用されます。
AuthenticatorException - 認証例外を処理するクラス。
Edge デバイスセキュリティ要求クラスの追加
Edge デバイスにセキュリティ要求を追加する際には、以下の ThingWorx Platform API クラスと ThingWorx Edge SDK クラスが使用されます。
APIClient - API サーバー経由で Edge デバイスを接続するために使用される、ThingWorx Edge SDK からのクラス。
ClientConfigurator - Edge デバイスの動作を制御し、ThingWorx Platform に接続するために、Edge デバイスによって使用される ThingWorx Edge SDK からのクラス。
SecurityClaims - ThingWorx Platform への接続のセキュリティ設定を管理するために使用される ThingWorx Platform API からのクラス。このクラスは、Edge デバイスによって指定されるキー/値の資格証明のマップを囲むラッパーとして機能します。Edge デバイスの場合、SecurityClaims はセキュリティ資格証明を認証システム拡張機能に送信するために使用されます。