ODataConnector または SAPODataConnector の使用
ODataConnector および SAPODataConnector は、エンティティセット、関数、OData 仕様からの操作のためのエンドポイントを提供します。OData の 4 つのバージョンすべてがサポートされています。詳細については、OData ドキュメンテーションの URL 規則 ( http://www.odata.org/documentation/) を参照してください。
エンドポイントの規則
サービスを作成すると、エンティティセットで参照されている場合のみエンドポイントが表示されます。
OData エンドポイントの表示には次の規則が使用されていました。
GET: GET リクエスト
CREATE: POST リクエスト
NAVIGATE: ナビゲーションプロパティのリクエスト。OData の以前のバージョンでは、ナビゲーションプロパティの関係を関連付けと呼びます。
操作/バーブ - エンティティの関数
特定のエンティティを返す、または特定のエンティティのコンテキストで実行されるエンドポイント (バインドされた関数/操作または移動) では、(OData 仕様で指定された) そのエンティティのキー属性に基づいてパラメータが生成されます。
OData 仕様ではシステムクエリーオプションがサポートされ、該当するエンドポイントに対してこれらのパラメータが生成されます。GET リクエストのエンドポイントに対しては $select パラメータが生成され、応答のエンティティにインラインナビゲーション属性が含まれている場合は $expand パラメータも生成されます。応答がエンティティセットである GET リクエストのエンドポイントに対しては、$filter$top$skip パラメータが生成されます。これらのパラメータの動作の詳細については、 OData バージョン 4.0 パート 2: URL 規則、クエリーオプションを参照してください。
SAP の仕様
SAPODataConnector については、次の点に注意してください。
SAPODataConnector がエンドポイントを取得するには、SAP インスタンスに対して SAP NetWeaver を設定する必要があります。
SAPODataConnector が SAP カタログでサービスを検索します。サービスが無効または非アクティブである場合、「アプリケーションログ」に例外が記録されます。詳細については、 ログを参照してください。
SAP コネクタでは、SAP カタログでのサービスの検索がサポートされています。これらのサービスの一部が有効ではない、またはアクティブではないこともあります。その場合、IntegrationRuntime で $metadata URL をリクエストすると、HTTP 500 例外が発生します。これらの例外は、IR に記録され、無視されます。GetEndpointList() 呼び出しにより、有効ではない、またはアクティブではない各サービスのメッセージもログに記録されるので、ThingWorx サーバーからこの情報にアクセスできるようになります。ログは Composer のアプリケーションログに表示されます。