ThingWorx 用 MSSQL データベースのセットアップ: Windows
MSSQL Server では、ユーザーを作成する前にログインを作成しなければなりません。ログインはデータベースの外に作成されます。この後で、データベースが作成されます。データベース内にユーザーが作成され、作成したログインが割り当てられます。次に、データベース内にスキーマが作成されます。最後に、前の手順で作成されたユーザーがスキーマの所有者になります。ThingWorx に関しては、SSMS を使用して twadmin ログインを手動で作成します。残りの手順は、bat スクリプトを実行することによって行います。
twadmin ログインの作成
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GUI またはコマンドラインを使用してログインを作成できます。
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GUI での手順を以下に示します。SSMS でクエリエディタを使用している場合、次の Transact-SQL コマンドを入力します: CREATE LOGIN twadmin WITH PASSWORD = '<パスワード>';
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1. SQL Server Management Studio (SSMS) で、オブジェクトエクスプローラを開き、新規ログインを作成するサーバーインスタンスのフォルダを展開します。
2. Security フォルダを右クリックして「新規」をポイントし、「ログイン」をクリックします。
3. 「全般」ページで、「ログイン名」ボックスに新規ログインの名前を入力します。
4. 「SQL Server 認証」を選択します。
5. ログインのパスワードを入力します。
6. 「OK」をクリックします。
データベースセットアップスクリプトの設定および実行
1. ThingWorx ソフトウェアダウンロードからデータベースセットアップスクリプト (thingworxMssqlDBSetup.bat) を取得します。
2. コマンドプロンプトを開き、ディレクトリをスクリプトフォルダに変更します。
3. 以下のコマンドを入力します。
thingworxMssqlDBSetup.bat -h <server> -i <server-instance> -p <port> -a <database-admin-user-name> -l <login-name> -d <thingworx-database-name> -u <thingworx-user-name> -s <schema-name>
4. 実行時に、database-admin-user のパスワードが尋ねられます。パスワードを入力し、Enter キーを押します。
スクリプトが実行されると、データベースが作成され、データベース内にユーザーが作成されて、ユーザーにログインが関連付けられます。このユーザーに、作成されたデータベース上の db_owner ロールが割り当てられます。コマンドラインで指定した場合、スキーマも作成されます。作成されたユーザーに、このスキーマの認証が与えられます。
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オプション
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パラメータ
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デフォルト
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説明
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例
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|---|---|---|---|---|
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-h
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server
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localhost
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データベースサーバーの FQDN または IP
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-h 10.0.0.221
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-i
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server-instance
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<空白>
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データベースのインストール時に指定したインスタンス名。
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-i SQLEXPRESS
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-p
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port
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1433
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SQL Server のポート
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-p 1433
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-a
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database-admin-user-name
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sa
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適切な権限を持つ管理者ユーザーの名前。
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-a sa
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-l
|
login-name
|
twadmin
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上記で手動で作成したログインの名前。
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-l twadmin
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-d
|
thingworx-database-name
|
thingworx
|
データベースの名前。
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-d thingworx
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-u
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thingworx-user-name
|
<ログイン名と同じ>
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データベース内に作成されるユーザーの名前。
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-u twadmin
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-s
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schema-name
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twschema
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ThingWorx データベース内に作成されるスキーマの名前。
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-s twschema
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モデル/データプロバイダスキーマスクリプトの設定および実行
1. コマンドプロンプトで、bat ファイル (thingworxMssqlSchemaSetup.bat) に (以下の表に一覧されている) 適切なパラメータを指定して実行します。
thingworxMssqlSchemaSetup.bat -h <server> -i <server-instance> -p <port> -l <login-name> -d <thingworx-database-name> -o <option (all,model,data,property,modelwithproperty)>
bat ファイルを実行すると、スクリプトごとに、(上の手順で手動で作成した) ログインのパスワードが尋ねられます。毎回パスワードを入力し、Enter キーを押します。
これらのスクリプトを実行すると、ThingWorx Platform のセットアップに必要なすべてのテーブル、インデックス、プロシージャなどが、デフォルトスキーマ twschema を使用した thingworx データベース内に作成されます。
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オプション
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パラメータ
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デフォルト
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説明
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例
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|---|---|---|---|---|
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-h
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server
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localhost
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データベースサーバーの FQDN または IP
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-h 10.0.0.221
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|
-i
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server-instance
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<空白>
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データベースのインストール時に指定したインスタンス名
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-i SQLEXPRESS
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-p
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port
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1433
|
SQL Server のポート
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-p 1433
|
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-l
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login-name
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twadmin
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上記で手動で作成したログインの名前。
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-l twadmin
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-d
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thingworx-database-name
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thingworx
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データベースの名前。
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-d thingworx
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-o
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option
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all
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すべてのスクリプト/モデル/データ/プロパティ/モデル+プロパティを実行します。
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-o all
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データベースクリーンアップスクリプトの設定および実行
便宜上および開発/テスト用に、データベースクリーンアップ bat スクリプト (thingworxMssqlDBCleanup.bat) が提供されています。このセクションの各ステップは、データベースのすべてのオブジェクトとデータを消去して、再び新たに開始できるようにする場合にだけ実行する必要があります。
1. コマンドプロンプトで、bat ファイルに (以下の表に一覧されている) 適切なパラメータを指定して実行します。
thingworxMssqlDBCleanup.bat -h <server> -i <server-instance> -p <port> -a <database-admin-user-name> -d <thingworx-database-name>
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オプション
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パラメータ
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デフォルト
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説明
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例
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|---|---|---|---|---|
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-h
|
server
|
localhost
|
データベースサーバーの FQDN または IP
|
-h 10.0.0.221
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|
-i
|
server-instance
|
<空白>
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データベースのインストール時に指定したインスタンス名
|
-i SQLEXPRESS
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|
-p
|
port
|
1433
|
SQL Server のポート
|
-p 1433
|
|
-a
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database-admin-user-name
|
sa
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適切な権限を持つ管理者ユーザーの名前。
|
-a sa
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|
-d
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thingworx-database-name
|
thingworx
|
データベースの名前。
|
-d thingworx
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