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カスタムタスクのアップグレード
カスタムタスクを PTC Navigate 1.4 以前で作成した場合、WindchillConnectorThing.processJSONRequest がすべての REST API 実行の中心でした。このコネクタは REST URL 駆動のアプローチをとりました。現在の Integration Runtime コネクタは WindchillSwaggerConnector に基づいており、サービス駆動のアプローチをとります。このため、このコネクタにタスクをマイグレーションするには、使用していた REST URL 用のコネクタに基づくサービスを事前に定義する必要があります。processJSONRequest API を置き換えるには、推奨される以下のステップに従います。
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カスタムタスクが Info*Engine タスクおよび REST サービスを使用して作成されている場合は、次のトピックInfo*Engine タスクがあるカスタムタスクのアップグレードも参照してください。
1. PTC Windchill Extension に付属の新しい Runtime Integration コネクタ Thing である ptc-windchill-integration-connector を使用するか、独自のコネクタを作成して、Thing Template 参照として WindchillSwaggerConnector を使用します。アップグレード時には、既成のコネクタ ptc-windchill-integration-connector を複製し、複製されたコネクタをカスタマイズすることをお勧めします。そうしない場合、独自のカスタマイズされたコネクタが失われます。
2. このコネクタでの processJSONRequest API 呼び出しで使用される operationType と URL 用のサービスを作成します。
サービス作成の詳細については、ThingWorx のヘルプトピック Thing サービスを参照してください。
3. このサービスで、以前のバージョンの ThingWorx Navigate と同様にすべての queryParams をリストします。param 名が、サービスで必要とされる名前と完全に一致するようにします。
4. POST リクエストがある場合、以下のアイテムを queryParams セクションに追加します。
a. CSRF トークン。トークンを取得するには、コネクタ Security_Get_CSRF のサービスを実行します。
b. データ (JSONObject) param。以前のリリースでは、これは processJSONRequest 呼び出し内の別個の param でした。
5. このコネクタを名前によって識別可能な Thing にします。
Thing connector = (Thing)EntityUtilities.findEntity(connector,ThingworxRelationshipTypes.Thing);
6. コネクタ Thing のサービスを開始します。
InfoTable serviceResult = connector.processServiceRequest(serviceName,params);
7. カスタム API またはタスクで使用するための参照およびユーティリティ API として WindchillServicesConnector.InvokeService(operationType,serviceName,queryParams) を使用します。