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複数の Windchill システムに接続するための ThingWorx Navigate の設定
ThingWorx Navigate は複数の Windchill システムに接続できます。その後、ThingWorx Navigate がシステムをサーチして、エンドユーザー向けにサーチ結果を 1 ページで表示します。
このトピックでは、複数の Windchill インスタンスに接続するように ThingWorx Navigate を設定する方法について説明します。各インスタンスが ThingWorx Navigate 内の 1 つのサービスを実行し、それによって必要なコネクタ、エンティティ、サービスが自動的に複製されます。
必要条件
複数の Windchill コンフィギュレーションを設定する前に、次の必要条件を満たしていることを確認してください。
Windchill サーバーが設定されていること。
ThingWorx Navigate がシングルサインオンまたは Windchill 認証で設定されていること。
各ユーザーがすべての Windchill システムで同じユーザー名を持っていること。
Windchill システムは、その特定のサーバー上でそのユーザーに付与されるアクセス許可に基づいてデータを返します。ユーザーが別のユーザー名を使用してログインすると、ThingWorx Navigate が適切に動作しなくなります。
Windchill サーバーの追加
別の Windchill サーバーを追加するには、既存のリソースプロバイダと Windchill コネクタを複製します。
1. ThingWorx Composer で、「システム」「リソース」をクリックします。
2. リソース「NavigateSetupUtils」をサーチして開きます。「一般情報」ページが開きます。
3. 「サービス」をクリックします。「サービス」ページが開きます。
4. 「AddWindchillServerForNavigate」をサーチし、「サービスを実行」をクリックします。「サービスを実行」ウィンドウが開きます。
5. 「suffix」で、重複するサーバー名にサフィックスを追加し、「実行」をクリックします。
6. 重複する Thing のサマリーについては、出力を確認してください。
ptc-windchill-integration-connector-proxy_suffix
ptc-windchill-integration-connector_suffix
WindchillDemoPartResourceProvider_suffix
WindchillDocumentResourceProvider_suffix
WindchillDemoEpmDocumentResourceProvider_suffix
WindchillDemoRepresentationResourceProvider_suffix
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エラーが表示されサービスが失敗した場合、新しいコネクタが作成されないので、複数の Windchill サーバーでシステムを設定することはできません。
7. 「完了」をクリックします。
8. 重複するコネクタ、コネクタプロキシ、リソースプロバイダが作成されているかどうかを確認するには、指定したサフィックスを持つ名前をサーチします。
9. ThingWorx Navigate がシングルサインオンで設定されている場合は、Apache Tomcat を再起動します。そうしないとコネクタは設定できません。
これで重複するコネクタが追加されました。次の手順では、複数の Windchill 接続に対して、それぞれの認証方法で ThingWorx Navigate を設定します。
新しいコネクタとコネクタプロキシ (ptc-windchill-integration-connector_suffixptc-windchill-integration-connector-proxy_suffix) は、元のコネクタとコネクタプロキシ (ptc-windchill-integration-connectorptc-windchill-integration-connector-proxy) のコンフィギュレーションに基づいて設定しますが、新しい Windchill サーバーの詳細を以下に追加します。
ptc-windchill-integration-connector-proxy_suffix URL とテスト接続 URL
ptc-windchill-integration-connector_suffix ベース URL
シングルサインオンまたは Windchill 認証のセクションに進みます。
シングルサインオンを使用した新しいサーバーの設定
シングルサインオンを使用して追加の Windchill サーバーを設定するには、PTC Single Sign-on Architecture and Configuration Overview Guide の「Scenario: ThingWorx as a Service Provider and Windchill as a Resource Provider」の手順に従います。このガイドでは、手順と、ID プロバイダ設定のいくつかの例について説明されています。
これでシステムが新しい Windchill サーバーに接続されました。もう一度 ThingWorx Navigate にログインして、複数の Windchill システムからのデータにアクセスします。
Windchill 認証を使用した新しいサーバーの設定
Windchill 認証を使用する場合には、次の手順に従います。
1. ThingWorx Composer で、「セキュリティ」「認証システム」をクリックします。
2. ptc-identity-provider-authenticator をクリックして開きます。
3. 「コンフィギュレーション」をクリックします。「コンフィギュレーション」ページが開きます。
4. MultipleWindchillServers のチェックボックスをオンにします。これにより ThingWorx Navigate が複数の Windchill インスタンスに接続されます。
5. Apache Tomcat と ThingWorx Integration Runtime を停止します。
6. Tomcat インストールディレクトリの web.xml ファイルを置き換えます。
a. <Tomcat のインストール場所>\webapps\Thingworx\WEB-INF をブラウズします。
b. web.xml のコピーを作成し、別の場所に保存します。
c. <Navigate のインストール場所>\MultiWindchillConfiguration\idp\ をブラウズして、web.xml ファイルをコピーします。
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ptc-windchill-extension を個別にダウンロードした場合は、ptc-windchill-extension\idp\twx-8.3.x\multi フォルダから web.xml ファイルをコピーすることもできます。
d. web.xml を、次の場所に貼り付けます。
<Tomcat のインストール場所>\webapps\Thingworx\WEB-INF
7. Apache Tomcat と ThingWorx Integration Runtime を起動します。
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KeyStore および TrustStore ファイルに、すべての Windchill サーバーに対して必要な証明書が含まれていることを確認します。証明書が欠落している場合、追加の Windchill サーバーに接続できなくなります。
新しいサーバーが Windchill 認証を使用して設定されました。もう一度 ThingWorx Navigate にログインして、複数の Windchill システムからのデータにアクセスします。
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Windchill 認証が設定されているシステムでは、ユーザーは同じユーザー役割で各 Windchill インスタンスにログインする必要があります。
次のセクションに進み、新しいサーバーの再表示頻度を設定します。
新しいサーバーの再表示の設定
ThingWorx Navigate の既存のセットアップに Windchill サーバーを追加する場合、ユーザーに新しいサーバーの結果が表示されるタイミングを決定します。新しいサーバーについて、次の再表示タイプのいずれかを選択します。
ログイン時にのみ新しいサーバーを検索 - これはデフォルトです。次回 ThingWorx Navigate にログインした時に、新しいサーバーからのサーチ結果がユーザーに対して表示されます。
n 秒ごとに再表示 - システムは n 秒ごとに新しいサーバーをチェックします。最初にログアウトすることなく、再表示した後に別のサーバーからの結果がユーザーに対して表示されます。自動再表示の頻度を設定するには、次の手順に従います。
1. Apache Tomcat と ThingWorx Integration Runtime を停止します。
2. テキストエディタで <Tomcat のインストール場所>\webapps\Thingworx\WEB-INF\web.xml ファイルを開きます。
3. mwaTimePeriod を見つけて、パラメータ値を +n に変更します。n は n 秒ごとに新しいサーバーを探すことを示しています。
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Windchill 認証を使用しており、このパラメータが正の値に設定されていて、Windchill サーバーのいずれかがダウンした場合、そのサーバーが復帰したときに問題が発生します。この場合、ユーザーは ThingWorx Navigate のランディングページを再表示して、そのサーバーの Windchill ログインプロンプトを表示する必要があります。
オプションで、masterIdpServer パラメータ値を Windchill URL に変更することで、ユーザーが最初にログインする Windchill サーバーを選択できます。
4. ファイルを保存して閉じます。
5. Apache Tomcat と ThingWorx Integration Runtime を起動します。
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このコンフィギュレーションでは、次の点に注意してください。
Windchill 認証が設定されているシステムでは、ユーザーは同じユーザー役割で各 Windchill インスタンスにログインする必要があります。
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