三角関数
• sin(z)、cos(z)、tan(z)、csc(z)、sec(z)、cot(z) - それぞれ z の三角関数の正弦、余弦、正接、余割、正割、余接を返します。
sin(x)/ x は、x が sin の引数と分数の分母として使われている場合、または同じ関数 f(x) = 0 が引数と分母として使われている場合、x が 0 に近づくときに 1 を返します。一方、g(x) = sin(x) かつ f(x) = x、とすると、g(x) / f(x) の値は、0/0 という分数の値を求める規則に従って 0 になります。正しい答が返されるようにするには、sinc を使う必要があります。
• sinc(z) - z が 0 に近づくときに sin(z)/z = 1 となります。
引数
• z は、無次元のスカラー (ラジアン) またはスカラーのベクトルです。
コンピュータでは π の値は近似値です。したがって、z が π の倍数の場合、返される結果は正しい値の近似値でしかありません。
z の絶対値が 1012 より大きい場合、または tan 関数で z が π/2 に近い場合、エラーが返ります。