有理関数回帰
• rationalfit(vx, vy, conf, m, n, [Stdy], [LBUB], [Acc], ["noscale"]) - 分子と分母の次数 m と n または許容残差のχ二乗 (この関数によって最適な次数を求める場合) の有理多項式適合のパラメータと信頼限界を返します。信頼水準 conf、Stdy (オプション)、許容されるパラメータ値の上限と下限 (オプション) を引数として指定します。オプションの文字列引数 "noscale" を指定した場合、計算の前に入力データは範囲 0 から 1 に尺度化されません。
• rationalfitnp(vx, vy, conf, m, n, [Stdy], [LBUB], [Acc], ["noscale"]) - rationalfit とほぼ同じですが、極を持たない有理関数が返されます。Acc のデフォルト値は 10-7 です。
有理適合関数の形式は次のとおりです。
ここで、m は分子の次数、n は分母の次数です。
rationalfit および rationalfitnp の出力は 3 列の行列で、1 列目には適合パラメータの値、2 列目にはパラメータの信頼区間の左側境界、3 列目には右側境界が格納されます。
引数
• vx, vy は長さが同じ実数データ値のベクトルです。
• conf は必要な信頼限界であり、パーセント表記ではなく 0 以上 1 以下の小数表記で指定します。
• m, n は適合させる有理関数の分子と分母の整数多項式次数です。m と n の和が vx の長さを超えてはなりません。
• Stdy (オプション) は y における標準偏差のベクトルです。Stdy は vy と同じ長さでなければなりません。
• LBUB (オプション) は、パラメータの下限と上限が格納されている m + n 行 2 列の行列です。
• Acc (オプション) は収束精度です。Acc のデフォルト値は 10–7 です。
• "noscale" (オプション) は文字列引数です。この引数を指定した場合、計算の前に入力データは範囲 0 から 1 に尺度化されません。
オプションの引数を複数指定する場合、関数定義に示されている相対順序で指定する必要があります。