例 : 不等式と区分関数のプロット
プロットを使用して不等式と区分関数を視覚化します。
不等式
1. 空のプロットで、Y 軸の定義式として不等式を入力し、X 軸の定義式としてそれに対応する独立変数を入力します。
| 不等式は論理式なので、PTC Mathcad では真となる r の値 (>2.5) と偽となる r の値 (<2.5) の両方がプロットされます。不等式は真の場合に 1 となり、偽の場合に 0 となります。 |
2. AND 演算子を使用して、1 つ目の不等式に 2 つ目の不等式を追加します。
区分関数
定義域全体で一様ではない関数は、区分関数と呼ばれます。区分関数をプロットするには、組み込みの条件関数
ifを使用する必要があります。
1. 関数を定義して特定の範囲をプロットします。
2. f(x) > 0 の場合にのみ f(x) と等しくなる区分関数を定義してプロットします。
3. AND 演算子を使用して、f(x) をそのままプロットする x の範囲を定義します。x の値がその範囲に含まれていない場合、関数 f の符号を反転してプロットします。