例:Lookup 関数における ORIGIN の効果
hlookup 関数と vlookup 関数は、数値的にもシンボリックにも評価できます。
1. 入力行列を定義します。
2. ORIGIN を評価して、0 に設定されていることを確認します。
ORIGIN=0
1. 行引数 r と z 引数を定義します。
2. 水平 lookup 関数 hlookup を評価します。
返される要素は、行 r と、z1 で行 0 と交差する列の交点にあるものです。
3. 列引数 c を定義します。
4. 垂直 lookup 関数 vlookup を評価します。
返される要素は、列 c と、z1 で列 0 と交差する行の交点にあるものです。
ORIGIN≠0
1. ORIGIN を 1 に設定します。
2. 水平 lookup 関数 hlookup を再評価します。
返される要素は、行 r-ORIGIN と、z1 で行 0 と交差する列の交点にあるものです。
3. 垂直 lookup 関数 vlookup を再評価します。
返される要素は、列 c-ORIGIN と、z1 で列 0 と交差する行の交点にあるものです。
4. ORIGIN が 0 に設定されている場合に同じ結果を得るためには、ORIGIN の新しい値を r 引数と c 引数に追加する必要があることを示します。
