関数 > ファイルの読み込みと書き込み > CSV データファイル
CSV データファイル
コンマ区切り形式 (CSV) データファイルの読み書きには次の 2 つの関数を使用します。
READCSV("file") - file の CSV データが格納されている配列を返します。
WRITECSV("file", M, [rows, [cols, ["decsymb"]]]) - CSV データファイル file に配列 M を書き込みます。
実行するためには、PTC Mathcad ワークシート内の定義式は次のように代入文または評価文でなければなりません。
または
引数
file にはファイル名またはフルパス名を指定します。絶対パスでない場合、現在の作業ディレクトリに対する相対パスとして処理されます。
M は、指定したファイルに書き込む値の行列です。
rows (オプション) は、書き込む行列 M の最初の行を指定するスカラー、または書き込む行列 M の行の範囲を指定する (両端を含む) 2 成分ベクトルです。この引数を省略すると、WRITECSV は行列のすべての行をファイルに書き込みます。
cols (オプション) は、書き込む行列 M の最初の列を指定するスカラー、または書き込む行列 M の列の範囲を指定する (両端を含む) 2 成分ベクトルです。この引数を省略すると、WRITECSV は行列のすべての列をファイルに書き込みます。
decsymb (オプション) は使用する小数点記号です。"," (コンマ) または "." (点) を指定できます。デフォルトは "." (点) です。
その他の情報
rowscols はどちらも 1 から始まる添字です。
ORIGINREADCSV の振る舞いに影響しません。
オプションの引数は最後の引数から順番にのみ省略できます。たとえば、WRITECSV では、rows を省略して cols および decsymb を指定することはできません。rows を省略した場合、cols の値が rows として使用されます。
これは役に立ちましたか?