ソルブブロックの変数について
ソルブブロック内で変数を定義する際、以下の規則が適用されます。
• ソルブブロック内で変数を定義するには定義演算子のみを使用できますが、そのような定義にグローバル定義演算子を使用することはできません。
• 定義演算子を使用して変数に値を代入する場合、その代入はソルブブロック内に限定されます。代入された値は、数値、または以前に定義されたソルブブロックの変数のどちらかです。
• 定義演算子を使用して、ソルブブロック関数の出力を変数に代入できます。このような代入は、ソルブブロックの内側と外側で認識されます。
たとえば、以下のソルブブロックでは:
• 定義演算子を使用して、推定値の変数 x、y、および z が定義されています。
• 3 つの方程式を使用して、制約条件が定義されています。
• ソルブブロック関数
Findを使用して、制約条件に適合する解が求められています。
• 定義演算子を使用して、Find の出力が変数 vec に代入されています。
• 推定値がソルブブロックの一番下で評価されています。
ソルブブロックの外側でソルブブロックの変数を評価すると、次のようになります。
• 変数 vec が定義され、ソルブブロックの内側と外側で同じ結果を返します。
• 変数 x、y、および z は、ソルブブロックの外側では未定義であり、これらを評価すると、同様のエラーメッセージが返されます。